カテゴリー「Nikon+Angenieux」の記事

2013年4月14日 (日)

Angenieux(アンジェニュー) Zoom 35-70mm f/2.5

最近はミラーレスデジタルカメラが増えたし、マウントアダプターも沢山出回ってきたので、昔はレンズマニアが苦労して取り付けてきたようなシネタイプAngenieuxレンズも、気軽に使う人が増えてきた。

Angenieux(アンジェニュー)はフランスのレンズメーカーでライカやエキザクタ、アルパ、ニコン、キャノン等色々なマントでレンズを出している。特にシネカメラ用の特殊レンズは高性能だ。
このAngenieux Zoom 35-70mm f/2.5~3.3は1980年代フィルム一眼レフ全盛の頃のニコンマウントだ。
1980年代のカメラだとライカはR4(木村伊兵衛がライカRにこのレンズを組み合わせて使っていたと聞いたことがある。R4だったかどうかは解らない) 
ニコンだとF3が出てきた頃に成る。丁度日本のカメラメーカーがAFに移行し始める頃だ。
このレンズは当時のレンズ専門の日系S社やT社の製品に比べると、かなり大型だ。
そして最大の特徴は単焦点レンズに相当する開放値が大口径35mmF2.5を搭載している。
当時のズームレンズでこの明るさを実現しているレンズは少なかった。 
この光学系はマルチコーティングの11枚11グループで画角は63~351/4度、6枚絞り、最小絞りF22
プロテクトフィルターフィルターが初めから組み込まれていて、マクロ機構(最短46cm)もある。
レンズフードは角型と丸型が二種類用意されていて、フイルターと組み合わせることができるように成っている。
外観はABSプラスチックで出来ており、距離目盛等は印刷されているので、発売されてから既に30年が経過しているから使い込んだ状態の個体だと、それらが剥げ落ちてしまっている事が多い。 
状態の良い物は少ないようだ。
下の写真の右から3本目がこのレンズだ。

Ange3

明るさが優先されると開放値での描写が犠牲になるレンズが多いが、このレンズは開放からシッカリと実用になる。
このレンズを評価すると気品のある柔らかな美しいトーン描写だろう。
当時のフィルムを使っての撮影で(特に白黒)その性能は際立っていた。

Ange

さてデジタルの世界ではどうだろう?
嬉しいことに、十分に実用にたる描写である。
たぶん銅鏡が大きくてレンズエレメントのマスが大きいのだろう
他のレンズでは得がたい描写力だ。
空間描写が活き活きとしているのである。
大切にに使って行きたいレンズである。


2011年12月24日 (土)

Hongkong EL CID

2010年11月6日土曜日

長年住み慣れた香港を離れてからもう8年が過ぎてしまった。あの頃の僕は四六時中接待に忙しくて何件ものレストランを贔屓にしていたんだけれど、このスペイン料理のお店はそんな中でも気取らないレストランでお気に入りの一軒だ。 シーフードパエリヤは魚介の旨味を飲み込んでシッカリとアルデンテに仕上がっているし、季節になると、生牡蠣も幾つかの種類を揃えておいてくれるので、食いしん坊の僕は気の置けない友人や家族とノンビリ過ごしたい時にには必ずここに出かけたものだ。 給仕をしてくれる ELENAはアルゼンチンの出身で何時もフレンドリーな笑顔で出迎えてくれる。
今回は日曜の夜にお客さんと香港島のホテルで本格的イタリアンディナーを取ることになっていたので、お昼は軽くピータン粥にしようかな等と考えながらカメラ片手に散歩に出かけたのだけれど、いつの間にかここに足が向いてしまった。そして遅い昼食だけどエルシドサラダとガーリックトーストにトマトペーストを添えて貰って、サンミゲルビールを二本やってしまった。

Angenieux Zoom 28-70mm f:2.6 AF
Nikon D700 / Adobe Lightroom 3.2 / Photoshop CS5

作例 Link : Hongkong 2010

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伊豆 北川温泉

2010年8月11日水曜日


夏休みの家族サービスで東伊豆北川温泉に出かけてまいりました。前室オーシャンビュールームが売りの温泉旅館でしたので部屋の窓から朝晩と海が撮影が出来ると言う、僕にとってもこの上ない環境でした(爆笑)日の出コールもやってくれると言うサービス満点のお陰で、早朝の光のなかで刻々と海の様子が変わっていくのを眺めることが出来ました。それにしても海はいつまで見ていても見飽きないですねぇ 久しぶりに心が洗われる思いでした。
で...もう一つ嬉しかったのが、美味しい料理と伊豆の地酒でしたぁ
利き酒セットは磯自慢純米吟醸と初亀純米吟醸そして正雪純米吟醸生で、一番気に入ったのは初亀でした。上の写真はもう既に飲んじゃってから撮ってますからね...なんと言いますか
....(我乍ら情けない 飲んべいですな)

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往復小田原からTOYOタイヤターンパイクで上がって伊豆スカイラインを使って熱海峠より伊豆半島の稜線を縦走し、天城高原を越えて東伊豆に降りてきましたが、伊豆スカイラインは社会実験で通行料上限200円に引き下げられているんですね!僕は知らなくて走りましたけれど、渋滞の真鶴道路と海岸沿いの135号線を延々と走らなくて済みますから、なんだか得した気分です。これだと東京から片道3時間でした。あぁ これって余り言わない方がいいのかな

で明け方の一枚がこの写真 未だ日が昇る前は水平線も空も区別がつかない位に一面が蒼の世界なのだ。奥の方にうっすらと大島の島影が見える。 Angenieuxの写りは抜群で順光下で撮る絵は完璧に素晴らしいのだけれど、ちょっと予測がつかないような環境で撮った時に、何気にこう言う絵が撮れちゃうところが、フランスのレンズなんだなぁと思ってしまう。


Angenieux Zoom 35-70mm f/2.5
Angenieux Zoom 70-210mm f/3.5
Nikon D700 / Adobe Lightroom 3.0 / Photoshop CS5

作例はこちらからどうぞ

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ANGENIEUX 180MM F/2.3 APO

2010年6月6日日曜日

Nikon D700を購入してフルサイズで昔のAi-s ニッコールレンズが使えるように成った訳だけれど
僕が一番先に試してみたかったのがこのAngenieux 180mm f/2.3 APOニコンマウントでした。
フィルムで使っていた時はF3に着けて、Kodak E100VSの組み合わせで使っていたんだけれど、
今回D700とも組み合わせで、低照度の撮影条件下で以前と同じように淡くパステルな写りをしてくれる事が解ってちょっと嬉しく成りました。
それにしてもこのクラスのレンズになると重量も1.2kgあるので、D700と組み合わせて優に2kgを超えてしまい、最近の体力(腕力)の衰えも有って手持ち撮影では辛かったなぁ
Ai-s ニッコールはどれも昔と同じように端正な描写力をみせてくれたが、Ai-s Nikkor 50 mm f1.2はやはり開放で極薄のピントと不思議なボケ味をコントロールするのが難しい。
少し絞ってやった方が僕は好きだなぁ

2010

作例 Link : Spring Rose 2010

NIKON D700

2010年5月30日日曜日

遅ればせながら、やっとNikonのデジタルD700を導入しました。随分と値段がこなれてきたのと、僕の持っているニコンの古いレンズがレンズ情報を手動でボディ側に記録できて焦点距離や開放絞り値を設定できて露出もある程度正確に使えるって事でちょっと惹かれてて、それとFXフォーマットでほぼフルサイズだしどうしようかなぁ?と迷っていたんだけれど、都内に出掛けたついでにMapカメラに寄って、実物を触ったらやられてしまいました。(中々カッチリした造りで良いんじゃない。)カメラボディは相性みたいな物だから、手に持ってグッと来るかどうかなんだよねぇ!ライカR8にDMRを着けての重量は1.4kgでD700のボディはR+DMRよりずっと小さいんだけれどその割には1kg位の重量があって、密度が高いような感覚が残るのね。僕は今回はたまたまその辺りにグッと来ちゃった訳....(^^;;;;
広角側のレンズが35mm迄しか無いので、Ai AF Zoom-Nikkor 18-35mm f3.5-4.5Dも一緒にお買い上げ(AFレンズが一本もないのも寂しいのでとかなんとか)一旦物欲に火がつくと自分を納得させる理由はいくらでも有るので、あっと言う間にプラスチックカードが宙を舞って、気が付いたら嬉しそうに買い物袋を下げている自分がおりました。
家に帰ってから、もしやと思い立って試してみたら、RRSのQuick-Release Body Plateがピッタリフィットしたのは嬉しかったなぁ。僕の場合はD700のコネクター。HDMI端子側は使うことが無いのでRRSのLブラケットはRRSのD700専用ブラケットを使うよりコンパクトで良いかもしれない。
視野率95%で、ファインダー倍率はD700では0.72倍と言う事で、慣れないとちょっといちばん外側に予期しない余分な物が写ることがある。まあD3じゃないんだから仕方ないね。
どうしてもキッチりと撮る必要がある時は、ライブビューに切り替えて確認するしかなさそうだ。
早速Ai-s Nikkorのレンズ情報を登録して使ってみた。Ai-s Nikkor 135 mm f/2.0 開放撮ったのが
下の画像 ボケ味が面白いね(まだNikonのRAW画像の色表現がつかめてい無いので、CS5で、調整もしてませんが素材としては良いと思う。)


一緒に買ったAi AF Zoom-Nikkor 18-35mm f3.5-4.5Dは普及価格の超広角ズームレンズで御世辞にも高級感が有るとは言えないけれど、非球面レンズ1枚、EDレンズ1枚を使用した8群11枚の構成で、もちろん35mm判フルサイズ対応である。最短撮影距離33cmは寄れるレンズだと思う。
絞り羽根は7枚だが円形絞りになっているなど描写性能にはこだわっているみたい。少し使ってみたが驚いたことに全域で繊細な写りをして、像がきれいに整っている。絞るほど画像は良いみたいだ。
色にじみが少しでるが、Lightroomで現像する時に色相補正を掛ければ問題ない。
一番上(Top)の写真がAi AF Zoom-Nikkor 18-35mmで撮った画像。

今回NikonD700を使ってみて思うこと
僕のようにフィルム一眼を現役で使ってきた世代はやはりデジタルでもレンズを
同じ画角で使いたいと言う思いが出てくるのは当然なんだなぁと言う事です。

今までフィルムで経験値として蓄積してきた焦点距離ごとの画角や被写界深度の範囲やボケの出方が
頭の中に刻み込まれているから、APS-Cサイズの場合はどうしても違和感をかんじでしまうのだろう。
若い人やビギナーは(デジタルから入ってくる人は)逆にこだわりはないのかもしれない。
カメラメーカーはズームレンズを使わせることでそこら辺を払拭してもらおうと考えているのかもしれない。NikonからFF対応の新しい単焦点レンズが中々出てこないのも、そこら辺の事情が有るのかな?

D700では古いニコンレンズの発掘が楽しみに成りました。
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ANGENIEUX 180MM F/2.3 APO

2004年7月25日日曜日

蓮の花を撮影するのは、実はこれで2回目である 初回は杭州にある有名な西湖へ泊まり込みで出かけて撮った。 その時の面白さが記憶に残っていて、次はああやって撮ろうとか、こうして撮りたいと考えていたのだが、 なにせ花の撮影は季節物だし仕事も忙しくて、出かける事も出来ずに頭の中ではイメージだけが勝手に膨らんでいた。 そうこうするうちに一年が過ぎ今年も忙しく飛び回ってしまい、蓮も終わりに近づいた7月の終わりにやっと撮りに出かける事が出来た。 機材はこの日の為のとっておきのレンズ Angenieux 180mm f/2.3 APO(端正でヌケの好い描写を期待して) をバッグに詰めた! 他には Apo-Telyt-R 180mm f3.4(渋めの発色と高コントラスト) と Apo-Macro-Elmarit-R 100mm f2.8 (オールマイティな)を用意した。 解像力・コントラスト共に優劣がつけ難い3本であるが、AMEが一番コントラストが強いかなと言うのが、僕の個人的な印象である。 コントラストが強いと書くと、硬い描写を想像されてしまいそうなので、あえて述べるがどのレンズも(開放絞りから絞り込んで行っても丸みの有る柔らかな描写をしてくれる)のである。とりわけAngenieux 180mm f/2.3 APOは ツァイスやライカと違った意味で、柔らかであるのだけれど、気品の有る美しいトーン描写をしてくれる。それはこのレンズが持っている巨大な前玉や銅鏡を見て解るように、レンズエレメントのマスが大きい設計である為にフレアーにも強くなり、独特な空間描写(空気感)を醸し出す事が出来るのではないかと考えている。 フィルムは常用の KodakE100VSに加えて、 日の出の頃は色温度が低く暖色系に傾く傾向なので、
花の色をほんのりと強調出来るかと考えてKodakE100Gを追加した。 レンズとフィルムの相性を
考えて試すのも楽しい遊びである。
早朝の光の中にフワリと浮き出すような蓮を撮りたいと思った..Angenieux は
十分に期待に応えてくれたと思う。

作例:China Lotus 上海中山公園 早朝蓮花撮影
こちらから入れます。

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