iPad手書き入力がとても便利になりました。
今日はiPadを使ってApple Pencilの手書入力について今まで色々と試した中で、今現在で私が最良と思って居るケースを説明してゆきます。
実は今回取り上げる大切な事の一つは「スクリブル」って言う機能なんですけれど、この言葉について耳にして知ってはいるのですが実際に「スクリブル」を使ってiPadを便利に使っている人は案外少ないのかもしれない?と思って書いています。
スクリブルとは、iPadの画面に表示されるテキストボックスにApple Pencilで書いた手書きの文字を、デジタルタイピングの文字に素速く自動変換してくれる機能です。
丁度今から一年前の2020年9月にiPadOS14に新機能「スクリブル」が追加されました。その時は英語と中国語、または両言語のミックスにのみ対応していて、まだ日本語に対応していませんでした。
そしてとうとう
2021年9月から登場したiPadOS15から「スクリブル」が日本語の手書き入力に対応しました。私のようにスクリブルの日本語対応を切望していた者も居ますので、実現してとても嬉しかった。
スクリブルは、iPadOSの様々なテキストボックス(テキストエリア)で手書き入力に対応しています。例えばOSの検索機能やSafariやGoogle Chromeなどのサードパティも含めたWebブラウザで検索ワードを入力する時に、日本語対応のスクリブルが使える事になりましたから、手早く探せるので本当に便利になりました。
どのくらい便利なのか、実際に動画で見て貰った方が分かりやすいので、
ASCII のWebへリンクを貼っておりますから、参考にされて下さい。
SafariでGoogleの検索ページを開いて、検索フィールドにApple Pencilで手書き入力してみた例です。入力の手を止めた時点で自動で文字認識が行われて、テキストへの変換が行われる。文字認識の精度は高く、かなり雑に記入してもほぼ正確に認識してくれるのが解ります。
これは大切な事なのですが、iPadはなるべく最新モデル そしてApple Pencil(第2世代)iPadOSも最新版15.0.2を使って欲しい。 古い機種の組み合わせだと不具合が出やすいかも
ちなみに iPad Pro 9.7インチにOS15.0.2を入れて初代Apple Pencilを使って試してみたが、そこそこ使えるもののモタツイていて、快適さについて比較すると最新モデルとは雲泥の差があります。
さてここからが私の伝えたい、大切な事なのですが、iPadOSスクリブルとCatalystwo Limitedの「手書きキーボード」アプリの併用です。併用することでiPadの手書き使用が飛躍的に便利になり、もう殆どKeyBordが必要なくなった。つまりiPad本来の姿に成ってきたと言う事です。
ApplePencilが有れば他には、何も要らない。そして何でも出来ると言う時代がやってきました。
以前にもご紹介しましたがCatalystwo Limitedと言う会社の「手書きキーボード」有料 ¥490のアプリなのですが、このアプリはMyScript®エンジンを搭載した日本語で手書き入力&漢字変換を行うことができるキーボードソフトウェア・アプリケーションです。
ダウンロードするとガジェットに常駐するアプリですので、設定から一般を開きキーボードを選択して日本語変換をONに設定してやればそれでセッティングは終了です。
使い方は 文字入力の時にキーボードが出てきたら地球儀マークを長押しするとキーボード設定がプルアップされるますから(日本語ー手書き)を選択すると手書きキーボードが使える様に成ります。
MyScriptは最も高度な手書き認識エンジンとして評価されていて、Nebo と言う受賞歴のあるデジタルノートブックが有名です。
この「手書きキーボード」アプリを使用する様になってから本当に文字入力が便利で能率が上っています。とっても地味なアプリですけど滅茶苦茶使いやすいのです。実際に使うと目から鱗のAPPです。
Apple Pencilを使って文字入力をする様になってから、WebのHP用の文書作成が本当に楽に成りました。
何が凄いかと言うと、このアプリは手書き入力するとAi学習で類似した文意と漢字をリストアップしてくれます。平仮名で書いていれば漢字に連想変換をしてくれるのです。
例えばこんな感じで編集しています。下の画像は実際のiPadで作業をしている時のスクリーンショットです。
iPodの2画面分割を使用して、SafariのWeb元記事を左に開き 右にはGoogle Keepを開いて、コピペしてきた文章を切り貼りして添削しながらサクサクと文章が作れます。入力などにも便利な事この上ないのであります。
「手書きキーボード」アプリが手書き入力した文字を関連づけして漢字と文章に変換しているのが分かるかと思います。夫々に青文字で付箋が出ている箇所をペンでタップすると次の変換候補が表示されますし、そこに無ければ一文字だけ修正も可能です。修正したい文字をペンでグシャグシャに塗りつぶすだけで消えますから書き直せばいいだけです。手書き文字の癖については段々と学習して変換してくれる様になります。
同じ様な手書き入力アプリでは7notesが有りますが、文字認識率や連想変換等は比べ物になりません。
機会の有る方はぜひお試し下さい。
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