Sigma 500mm F5.6 DG DN OS Sports Lマウントを使い始めています。 圧倒的にコンパクトな作りと軽量化で、私のレンズの持ち出し内容も大きく変わりました。現在メインで使っているリュックはthink TANK Photo StreetWalker HardDrive V2.0です。

パッキングした状態で、花や野鳥撮影の時はGITZOモノポッド GM2562Tを背中に差しています。 これが風景撮影メインになると、RRS TQC-14に変わります。
以前はSigma 150-600mm F5-6.3 DG DN OS Sportsが主役で、このレンズが一本入ると、後はそんなに入りませんでした。今回 お題のSigma 500mm F5.6 DG DN OS Sports Lマウントを入手した事でパッキングが大幅に変わりました。 どうなったかと言うと、下の画像です。

長鏡が2本パッキングできました。Apo-Vario-Elmarit-SL 90-280mm F2.8-4.0が追加されています。
中身を並べてみるとこんな感じです。Sigma 500mm F5.6 DG DN OS Sports が如何にコンパクトなのかという事がよく分かると思います。

以下の内容で等倍マクロから焦点距離24mm〜500mmまで切れ目なくカバー出来ます。テレコンを組み合わせると700mmさらに1000mmまで撮影範囲が広がります。
Sigma Art 105mm F2.8 DG DN MACRO
Vario-Elmarit-SL 24-90mmASPH F2.8-4.0
Apo-Vario-Elmarit-SL 90-280mm F2.8-4.0
Sigma 500mm F5.6 DG DN OS Sports
Sigma TELE CONVERTER TC-1411
Sigma TELE CONVERTER TC-2011
さて Leica SL3にSigma 500mm F5.6 DG DN OS | Sportsを装着して試撮りで蝶々の撮影に出かけてきた。結論から言いますと、バリバリにピント来ます。そおかぁカメラとレンズでこんなに変わるのだ。AFのアクチュエーターはリニアモーター HLAなのですね。 手ブレ補正アルゴリズムもOS2に成っている。 Sigma 500mm F5.6 DG DN OS は最短撮影距離320cmです。最大撮影倍率1:6ですから、0.16倍です。いつも使っている150-600mm F5-6.3 DG DN OSは最大撮影倍率1:2.9ですから0.34倍です。昆虫撮影にはちょっと厳しいかなぁ と思ったのですが、全然問題有りません。いやぁ 凄いレンズです。凄い解像度です。

LEICA SL3 / SIGMA 500mm F5.6 DG DN OS Sports
f5.6 1/1250s ISO400 露出補正-0.3

LEICA SL3 / SIGMA 500mm F5.6 DG DN OS Sports
f5.6 1/1600s ISO3200 露出補正-0.6
今までのLeica SL2と SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS SportsやApo-Vario-Elmarit-SL 90-280mm F2.8-4.0の組み合わせでは、どんなに頑張っても空中静止 画像は撮れませんでした。 まれに 当たればラッキー的に高速連写で撮れることも有りましたが、SL3との組み合わせでは、狙って撮れます。
ライカSL3はハイブリッドオートフォーカスシステムを採用していて、3つの検出方式を採用しています。1.位相差検出(PDAF)2.ディプスマップ(物体認識AF)3.コントラスト検出(コントラストAF)と説明していますが、ディプスマップ(物体認識AF)はライカSL2やSL2-Sのオートフォーカス機能DFD(いわゆる空間認識AF)だと思われます。DFD(空間認識AF)はパナソニックの開発したAFシステムです。LUMIX S5のDSDは根本的に見直しを行って劇的に良くなってきました。
今回記載した昆虫写真は Leica SL3の動物認識と言うピント合わせ機能(BETA )版を使用しています。人だけではなく代表的なペットの種類も認識されるとの事ですが、昆虫にも有効です。一旦ピントが貼り付くと結構いい感じで追随します。他のレンズでもここまで行けるのかどうか?試してゆきたいと考えています。
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