« Flickr Explore | トップページ | 最近のお気に入り »

2024年2月24日 (土)

Leica TL2 内部メモリの交換

Leica Rumorsで ( Leica Tの内部メモリストレージは単なるマイクロSD カードであり、簡単にアップグレードできます) と言う非常に興味深い記事を見つけました

Leica Tの内部メモリーカードはTOSHIBA 16GB Micro SD Card HC1 Class10 UHS-1 U1 R 30MB/sでした。 それを SanDisk Ultra microSDカード 128GB UHS-I Class10 R 140MB/sに交換した記事です。カードを交換したことでレスポンスが良くなりましたと書いてあります。R 30MB/s→R 140MB/sですので読み取り速度が全然違いますから、当然そうなるでしょう..と思いました。

Tl333_20240224155401
それにしてもライカは内部メモリ機構としてマイクロSDカードスロットを作っていたのだと言う事実には結構驚きました。しかし考えてみると、交換可能でメンテもしやすい内部メモリとして、SDカードで対応するのは順当な事なのかもしれません。交換できないSSDや固定メモリは故障した時のメンテナンスを考えると不合理だからです。
ライカは公にアナウンスしていませんが、現実の構造としてはダブルスロット仕様になっていて内蔵メモリはmicroSDカードが刺さっているのです。それもHC1 Class10 UHS-1 U1 R 30MB/sのチープなマイクロSDです。

Leicatl2bk

私が( Leica Tの内部メモリストレージは単なるマイクロ SDカードであり、簡単にアップグレードできます) と言う記事を読んで自分もやってみたいと考えたのには理由があります。
自分のLeica TL2にLexar 2000x 32GB SDHC 2 UHS 「UHS Speed Class 3」 300MB/sのSDカードを使っているのですが、この最速SDカードを入れて撮影する時の速度と、SDカードを入れないで、内蔵メモリ( 32GB Micro SD Card HC1 Class10 UHS-1 U1 R 30MB/s)で撮影する時の速度(サクサク度合い)が全く変わらないのです。これって可笑しくないですか?
デジタルカメラの機能速度は画像処理エンジンの性能とバッファメモリーの容量、そして記録媒体(SDカード等)の速度性能で決まります。明らかに記録速度の違うSDカードを使っているのに速度が変わらないのです。
もしかして同時書き込みもしていないのに、Lexar 2000x 「UHS Speed Class 3」300MB/s は内蔵microSDメモリーカードの記録速度(R 30MB/s)に引きずられているのじゃありませんか?
あるいはTL2が稼働する際に内部データ処理の経路上で毎回内蔵しているMicro SD Card スロットにアクセスしていて、内蔵メモリの性能が足を引っ張っているのではないでしょうか?という疑問が湧くのです。

20240224-151505

そこで、私も検証してみることにしました。
私のLeica TL2もLeicaTとスロットカバーなどは同じ構造ですから、外部SDカードを挿入する側のプラスチックカバーを止めてある2本のネジを外して分解しました。
Leica TL2の内部メモリーはメーカー不明 32GB Micro SD Card HC1 Class10 UHS-1 U1 R 30MB/sのマイクロSDカードが入っておりました。Leica Rumorsの記事( Leica Tの内部メモリ)と 同じく台湾製

20240224-151650

これをSanDisk Ultra microSDカード 128GB UHS-I Class10 R 140MB/s(マップカメラで1800¥)に交換します。R 30MB/s→R 140MB/s 速度で4.5倍・容量で4倍のグレードアップです。

San-disk
TL2のカバーを留めているネジを取り外すのに使う精密ドライバーはAnex 00x50をお勧めします。ネジ穴への噛みつき具合がよく舐めにくいので使い良いです。先端がネジ穴に合わないドライバーを使ってネジ頭を潰したら全てがお終いです。

20240224-151557

ジジイに成ってくると目も見えないし、手元も震えて狙いが定まりません。こんな簡単な作業でもうっかりすると失敗してネジを無くしたりします。取り外した2本の小さいネジは無くしやすいので要注意です。精密ドライバーAnex 00x50は先端が磁石に成っているのでネジのセットアップも含めて使いやすいです。新しいマイクロSDカードを入れ替えてカバー蓋を取り着けてネジを締めて作業は完了です。

20240224-151721

内部メモリーの交換が無事に済んで、フォーマットする時に若干タイムラグが出て、ドキッとしましたが少し待っていると反応して、無事にフォーマットできました。

まずはカードスロットにSDカードを入れないで、内部メモリーカード(交換した SanDisk Ultra microSDカード 128GB UHS-I Class10 R 140MB/s)だけでの撮影で検証しました。 早いです!確実に早くなっています。ちょっと驚きのサクサク度合い。 これだけでも交換した甲斐があります。

20240224-151853

電源投入でスイッチをOFFからONにした時の立ち上がりが早くなっている感じがします。 (何回も繰り返して反応を見ましたが、確実に早くなっています。)タッチ画面を使った機能操作の速度もサクサクしています。
カードスロットにSDカードを差し込んで使った時の感覚も今までより早くなっている感じです。ただし内蔵メモリのみ使用した時との速度差はありません。不思議ですね〜
やはり先に書いた様に、もしかして内蔵microSDメモリーカードの記録速度(R 30MB/s)に引きずられていたりするような要因が有って、内蔵メモリの性能がTL2の内部データ処理に影響しているようです。全て私の憶測ですから真偽の程は定かではありません。

余談ですがNIKON Zfの仕様がUHS-II対応のSDメモリーカードとmicroSDメモリーカードのダブルスロットの組み合わせに成っていて、Zfの注意点としてSDへの書き込みを同時記録に設定すると書き込み速度は遅いほうのカードに支配されます。基本的には市場のmicroSDメモリーカードよりSDメモリーカードの方が速いので「同時記録」だとmicroSDメモリーカードの記録速度に引きずられる事に成るわけです。

これは私のTL2個体だけの不具合だったのかもしれませんが、タッチスクリーンを使って大量に画像選択して消去しようとすると、ハングアップするという事が度々有ったのですが、今回内部メモリーカードを交換してからは、サクサク出来るように成りました。 もしかすると以前のメモリでもフォーマットすれば治ったのかもしれません。(再検証するのは面倒くさいですからしませんけど)

1500tl2

今回の改造で内部メモリは大幅に増えて、128GBに成りましたから、もうSDカードスロットを使用する必要も無くなったわけです。ライカM11は64GBの内部メモリを持っているそうですが、このTL2はそれより大きいのです。多分M11も内部にmicroSDカードスロットを持っているのだと思います。私のiPhoneは1TBの容量がありますから、TL2の撮影データ位だと難なく取り込めますので、バックアップ用ポータブルSSDもいりません。FOTOSで選んで取り込むだけです。TL2はUSBで充電できますから、ちょっとした旅行はiPhoneと上の写真のトラベルセットを持ち出せばOKです。

さて以上で報告は終了ですが、このレポートを読んで、試される方はくれぐれも自己責任でお願いいたします。 問題が生じても私は一切の責任を負いません。質問もお受けできません。速くならなかった等の苦情も受け付けません。

俺のもサクサクになったよ!と言う報告はウェルカムです。笑

宜しくお願い致します。

 

« Flickr Explore | トップページ | 最近のお気に入り »

Leica Digital」カテゴリの記事

コメント

 ブログでSLの事は、masaさんが書かれたのが最も詳しいので、一言・・・承諾・・・と思っていました。
 書いたのち、お知らせしなくては・・・と、こちらに来たのですが、いざ書こうとしたら・・・言葉にならずそのままにしてしまいました。
 失礼しました。

pyosidaさん こんばんは

全然 大丈夫です。 お気になさらずに、
ネット上ですけれど pyosidaさん とのお付き合いも随分と長い事になりますね
ライカSLは良いカメラですよねぇ

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« Flickr Explore | トップページ | 最近のお気に入り »

フォト
2024年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

ウェブページ