OLYMPUS ドットサイト照準器 EE-1をLeica SL2にセットアップ
以前OLYMPUS ドットサイト照準器 EE-1を購入したことをお話しました。多分このドットサイトを購入された方が最初にするであろうシンプルにライカSL2のホットシューに取り付けて試してみましたが、正直に言うと全く使えませんでした。三脚にカメラを取り着けて使う場合だと使えると思いますが、僕の様に手持ちや一脚を併用して撮影する場合は、ドットサイト照準器 EE-1とカメラのファインダーを交互に覗いただけで、動いてしまいますから全く使えません。参考にするために、ドットサイトの使い方を説明しているBlogを拝見すると、「カメラのホットシューに取り着けて調整したら、EVF(ファインダー)は覗かないで、AFはカメラを信じて撮れ」と書いてある所もありました。うぅ〜むちょっと乱暴な意見ですね。 AFがスッポ抜けていないかどうか等はEVFで確認して撮らないと駄目だと思います。
結論として手持ちで撮影する私の場合は両目で ドットサイトとファインダーを同時に確認しながらの撮影でないと使い物にならないと言うことが解りました。ということでドットサイトの取り付け方法を工夫しました。同じ様に撮影される方の参考になれば幸いです。
色々と試行錯誤しました。そして遂にここまで来たか!(笑)という感じになってきました。ライカSL2のホットシューを利用して、マジックアームを使って、ドットサイトを逆さまに取り着けて使います。良い感じで両目でドットサイトとファインダーを覗くことができます。組み合わせた部品は以下の3点です。SmallRig マジックアーム コールドシュー付きダブルボールヘッド・SmallRig コールドシューマウント-2797 そしてマンフロット・マイクロミニボール雲台。
SmallRig コールドシューマウントは脱落防止のストッパー機構が着いている優れものです。コールドシューマウントの1/4ネジを取り外して、マジックアームと繋ぎます。ガッチリと取り着きます。
この組み合わせではマンフロット マイクロミニボール雲台の剛性感が決め手です。大きなノブでボールヘッドをキッチリと締めることができます。SmallRigもコスパ抜群でなかなかの品質です。China 恐るべし...と言うかこの手のパーツは殆どChina製...(^^;;;
マイクロミニボール雲台 マンフロット492LCDは手持ちの在庫から使用しています。このBlogを書くために型番を調べたら、今はディスコンに成っていて後継は492LCD-BHの様です。
ドットサイトシステムを正面から見るとこんな感じです。簡便に取り付けられて、調整も手軽だけど、剛性感も有って少々手荒く振り回してもブレない仕上がりになりました。この形状に辿り着く迄にエツミから出ているオリンパス専用ブラケットを参考にして、使えそうなホットシューアダプター付きブラケット等も購入して試しました。下の画像のUlanzi PT-3 ホットシューアダプター シューブラケットですけれど、寸法的にもぴったりで使えるかなと思ったのですが、駄目でした。
結局カメラボディの三脚ネジ穴等を利用して締め付けるタイプのブラケットはネジの緩みが出やすいのと、カメラボディやレンズを下からを手持ちした時にブラケットに触れてしまうので動いてしまうのです。
下の画像がこのシステムを取り付けた全体画像(真上から見た所)です。ビリンガムのリュックに入れて移動して。現地で組み上げます。カメラのホットシューが起点に成っているので、方向性が出ていますから、微調整するだけで取り付けは簡単です。
事前にカメラのAF(Leica SL2の場合は被写体追尾 トラッキングAF)ポイントとドットサイトのLEDのレティクルが重なるように調整しておく必要があります。私はレンズの最長端で調整します。パララックスがあるので、完全に重ならなくても大丈夫です。
撮影の時は左目でドットサイトの照準と狙う所の大まかな全体像を見ながら、発見した鳥にドットサイトのLEDのレティクルを合わせると同時に、右目のファインダーに意識を移して、親指でジョイスティックを操作して鳥にAFフレームを合わせます。更にジョイスティックを親指で押して被写体に自動的にAFを掛け続けるサーボAF状態にします。そして鳥の動きを確認しながら人差し指でシャッターチャンスを狙うというのが一連の動作に成ります。( AFプロファイルは野生動物に設定してあります。)
さて下の画像は、ルリビタキです。今まで撮りたかった鳥のNo,1です。 残念ながら成熟したルリ色の雄ではありませんでしたが、とても嬉しい一枚です。
Red-flanked bluetail
Leica SL2
Sigma 150-600mm F5-6.3 DG DN OS Sports + TC-1411
Red-flanked bluetail
Leica SL2
Sigma 150-600mm F5-6.3 DG DN OS Sports + TC-1411
Red-flanked bluetail
Leica SL2
Sigma 150-600mm F5-6.3 DG DN OS Sports + TC-1411
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