Sigma テレコンバーター TC-2011
SIGMA TELE CONVERTER TC-2011を導入いたしました。 以前から使っているのはTC-1411で焦点距離を1.4倍にすることが出来ましたが、TC-2011では2倍に拡張することができます。
Sigma 150-600mm F5-6.3 DG DN OS Sports + TC-1411 = 840mm
Sigma 150-600mm F5-6.3 DG DN OS Sports + TC-2011 =1,200mm
840mmが1,200mmに成りますのでこの差は大きいですが、引き換えにレンズの開放値が暗くなります。
TC-1411 = 840mm f6.3 → f 9.0 TC-2011 =1,200mm f6.3 → f 13.0 流石にf13.0と成ると、曇天の夕方等で光量が不足してくると、撮影データは殆ど真っ黒に成ります...(^^;;;
しかし昔のテレコンの様に画質が大幅に落ちるかと言うと、それほど悪くは成りません。データとしての解像度は残っているので、AdobeでLow現像する時点でAIノイズ除去処理をしてあげると、あら不思議 なんとか使える様になります。しかし1,200mmでAF撮影が可能なのは凄い事ですね。そして手持ち撮影も可能です。今回は一脚も併用しましたが、フィールドに有る木立やフェンスに寄りかかってレンズの側面を着けて安定させる撮り方が一番良かったです。手持ちだと構図選択の自由度が高いのです。私は今のところ基本的に三脚は使っていません。RRSのGimbal雲台が手に入れば、三脚の使用も考えるかもしれません。
Kingfisher
Leica SL2
Sigma 150-600mm F5-6.3 DG DN OS Sports + TC-2011
撮影データ f13.0 , 1/1600s , ISO 6400
Kingfisher
Leica SL2
Sigma 150-600mm F5-6.3 DG DN OS Sports + TC-2011
撮影データ f13.0 , 1/1600s , ISO 5000
厳密に比較するとSIGMA TELE CONVERTER TC-1411は画質の劣化を気にせずに気軽に使えます。 TC-2011はAdobeでノイズリダクションしないと使えません。ですからどうしても遠いけれど撮りたいという時に使うのが好いのかもしれません。出来ることならフィールドでレンズ交換したくないんですよね〜 ゴミが入るしね〜
今回Sigma 150-600mm F5-6.3 DG DN OS Sports + TC-2011 1,200mmを使い始めて、新たな問題発生! 撮影対象であるカワセミがカメラのファインダーからロストすると1,200mmの画角ではすぐに探せないのです。Sigma 150-600mm F5-6.3 DG DN OS Sports + TC-1411 = 840mmでは慣れと経験値を積んでなんとか探せていましたが、1,200mmは無理です。
と言うことで、OLYMPUS ドットサイト照準器 EE-1を発注しました。
こんな物を買うように成るなんて...そう言えば 公園でワラワラと連れ立って野鳥撮ってるオジサン達がこういうのをカメラに着けてたなぁ...まさか自分がこれを買うように成るなんて、考えもしませんでした。ますます 野鳥撮影に傾倒していっております。....笑
« LEICA MASTER SHOT. | トップページ | 国立新美術館 »
「Leica Digital」カテゴリの記事
- A Selection of Excellence from The Leica Meet May 2025(2025.06.17)
- Flickr Explore 入選(2025.06.09)
- Leica SL2-S 生産完了(2025.05.28)
- Flickr Explore 入選(2025.05.23)
- ライカSLシリーズ ファームウェアアップデート(2025.05.10)
こんにちは。レアケースの共有、大変感謝します。当方SL2-sにてSigma 150-600mm F5-6.3 DG DN + TC-2011 をつけて野鳥撮影や野球観戦で運用しようかと考えているのですが、AFの実用具合はいかがでしょうか?
既に書かれておられる通り、編集処理前提の撮影にはなるとは思いますが、やはり距離を稼げる機材が欲しいなと、、(sl2-sでは2000万画素の差も影響するかもしれませんが…)
もしご覧になっていましたら、ご回答いただけたら幸いです。
投稿: 質問です! | 2025年2月 5日 (水) 04時39分
おはようございます。 SL2-Sは使ったことはありませんが、SL2とSigma 150-600mm F5-6.3 DG DN + TC-2011 の組み合わせでAFは問題なく使えてます。但しf 13.0 になりますので撮影条件(光量)に恵まれないとなかなか出番がありません。私の場合TC-1411 がメインでTC-2011の使用率は2割位でしょうか... すべてはISOとシャッタースピードの戦いです。笑
SL2-Sは25コマ/秒(電子シャッター)が使えますので、置きピンでAFプロファイルを野生動物にセッティングして追い込むと良い結果が得られると思います。 上にも書いていますが1000mmくらいの超望遠に成るとドットサイトは必須となります。
野鳥撮影などはPSやLRCでの編集トリミングが前提ですから、少々2400万画素は厳しいかもしれませんがSL2−Sは裏面照射型(BSI)CMOSセンサーなので最高ISO感度にも対応してきていますからいい結果が出るかもしれません。
私のHPで機材の解説をしていますので、時間があれば、のぞいてみてください。参考になるかもしれません。
http://leica.cool.coocan.jp/dmrtop.html
http://leica.cool.coocan.jp/testKawasemi.html
投稿: Masa | 2025年2月 5日 (水) 07時27分