JBL3Wayマルチ TWのタイムアライメント調整 その2
MIDユニット( JBL LE85を取り着けた エクスクルーシブEH-321L ) をリスニングポジションで耳の位置に持ってきたいと長年考えていましたが、自作するほどのスキルもないから既存品の置き台を探していました。やっと最適なスピーカースタンドが見つかり設置しました。
このH型の台座(スピーカースタンド)は下の写真のように本来は立てて使うものですが、横にして従来から使っている花梨の無垢板(オーディオボード)と組み合わせると最適な160mmの高さになります。 硬質なパインの無垢材を組み上げて作ってあり、支柱に硅砂が仕込んであるので2Kgの重量があります。花梨のオーディオボードも2Kgです。工作精度もキッチリとしていて、花梨のオーディオボードの上に乗せると左右共に隙間無くピッタリと吸い付くように安定しました。
今まで使っていた山本音響工芸 のアサダ桜製大型キューブベースが余ってしまったので、TWユニットJBL2405の台にしてこれも嵩上げしました。JBL2405は個性的でパワフルなJBL075などと比較するとちょっと繊細で自己主張しないユニットですけど、JBLのスタジオモニターに多用されている事もあってLE85の調味料的に使うと良い感じで鳴ります。JAZZだけではなくてクラッシックにも有効なTWだと思います。 JBL2405指向特性は大変狭くて、水平60度、垂直30度のエリアです。大型キューブベースでJBL2405の位置を10cm嵩上げしてEH-321Lの上に乗せると垂直方向で30度ですからタイムアライメントを調整して音の広がりを活かすことが出来るようになります。そして結果的にはTWを後方にセットできるので、磁気回路と振動板の位置をMIDやWFと揃える事が出来るので、よりリニアフェーズなセッティングになりました。
TW・MIDの位置を縦方向(高さ方向)の調整をする時に、リニアフェーズの考え方で磁気回路の位置を基本として同軸を合わせることでタイムアライメントを調整します。
Network Audio 接続図を更新したので、忘備録として記載しておく。2023Mar7
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