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2022年1月18日 (火)

fidata HFAS1-S10 NAS SSD

もうね
これでもかと言うくらいしつこくNASの音質検証を続けてきました。そして最終的にはfidataを導入してみました。

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昨年末のBlogで「中古のQNAPのNAS HS-210から始めたお遊びでしたが、あれよあれよという間に私の意と反した方向へ進んでしまいました。」と書きました。

それはどの様な事なのか、と言うと僕はNASを使ったネットワークオーディオに対しては否定的な見識を持っていたのです。自分が今まで構築してきたPCオーディオが一番だと思っていましたし、それなりの音を出している自信もありました。

正直に報告させて頂くと、LAN接続したDELA N100の音は私が今まで構築してきたMac miniとAudirvānaによるUSB接続の再生音を超えてしまいました。Audirvānaが駄目と言う事では有りません。 より私の好みの方向になったと言う事です。

DELA N100の電源配線の取り回しを工夫したのと、素晴らしく音の良いLANケーブル・サエクコマース SAEC SLA500のエージングも進んで、相乗効果がでたのかもしれません。DELA N100にはHubが内蔵されているので直接ネットワークプレーヤーにLANケーブルを繋げる事ができますので音質上のメリットは計り知れないですね。

NASを使ったネットワークシステムの音質検証として揃えた格安のQNAPのNAS「HS-210」が思いもがけず素性の良い音で鳴りました。そこでネットワークオーディオは上手くやれば、もっと良い音に成る可能性が有るのかもしれんぞ…と思った訳です。

オーディオ専用と謳われているNASにしてみたら音はどうなんだろう?と興味が湧いて手頃なDELA N100を導入した所、いとも簡単に今まで愛でていたPCオーディオ追いついてきました。これには正直驚きました。

であれば、その上位モデルを導入すれば更に高みを目指せるのかもしれない。(私の中のオーディオの虫)が考え始めました。

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今回の機材はfidata HFAS1-S10 NAS SSDモデルです。開封して床に置いた画像です。上から見ると正方形でレースのカーテンの影が写っておりますが、実際の天板にも和紙の様に見える処理が施されていて美しいと思った。 

機材への投入金額も順調に増加しました。倍々ゲームどころでは無くて、もう既にコスパの良いPCオーディオを目指すなんて言えなくなってしまいました。
しかしDELA N100から再生されるPCオーディオとは思えない安定した再生音は、上位モデルの NAS 購入の引き金を引くのに十分な説得力が有りました。

上位モデルDELA HA-N1Zシリーズにするか 、SSD搭載モデルのDELA N1A/3-S20-J SSD 2TBにするか迷いました。それと今まではHDD仕様だったので今回はSSD内蔵NASの音を聴いてみたいと思っておりました所、fidata HFAS1-S10 NAS SSDモデルの出物があったので速攻でポチりました。まさに(毒食らわば皿まで)笑

fidata HFAS1-S10 NAS SSD
設置 セッティングと操作性

設置とセッティングですが、非常に綺麗で美しい外観です。特に天板の手仕事研磨で成された波紋仕上げやダイヤモンドカットは、もはやオーディオ製品の範疇を超えた美しさです。コンパクトな個体ですが、持ち上げるとズッシリした重量(6kg)があるので、ぶつけたりしないように取り扱いには気を使います。
インシュレーターは4個にするのか三点支持の3個にするのか、自分で取り替えられます。 綺麗な外観ですが機能的(これだけ外観に拘っているのだからもう一捻り欲しかったね)に見ると大したインシュレーターではございません。(取り敢えず4個足で設置)笑

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電源コードはそれなりに太くて、音を検討されたコードのような感じです。最初はデフォルトでこのまま使います。KOJO TECHNOLOGY Aray MKⅡ から給電。
LANポートはfor Audio とfor NetWorkの二口が用意されているので、for NetWork はKASIMO CAT8 LANケーブル 2mを使って Network Hubに繋ぎます。
for Audio にはオーディオ用LANケーブル SAEC サエクSLA-500 1.2mを使ってBrooklyn Bridgeに繋ぎました。

前面のスイッチを押してスイッチの下にある動作確認用ランプが点滅から点灯に変わったらOK (すごく簡単)これでネットに繋がります。この「ランプ」の明るさと色をiPadに入れたfidata Appの設定から変更する事が出来ます。デフォルトは眩しいので色はブルーで、照度を一番暗くしました。LANポートのランプもON OFFが設定できます。(音に関係有るかなぁ?)

次に自分のライブラリーにある楽曲を入れるわけですが
僕はMacですから「Finder」のメニューからネットワークを選択して(HFAS-xxxxxx)を開けると「contents」フォルダーがありますから、そこに自分の楽曲をコピペもしくはドラックアンドドロップしてやるだけです。

ところが、ここで問題発生! データ転送速度が激遅なんです。ネットワークの問題かな? と思いいろいろチェックしたけれど、とにかく遅い。多分15~25MB/sくらいしか出ていないのではないだろうか?
DELA N100だと80〜100MB/sは出ている感じなのでお粗末です。LANポートの速度設定などが調整できるので、色々やってみたけど激遅です。 1Gbくらいのアルバムを転送するのに8分〜10分かかってしまいます。
これだと200Gbほどの楽曲データ転送に一日半位かかることに成る。これはちょっと有り得ないので別の方法でトライする事に、ちょっと面倒ですがポータブルSSDに楽曲をコピーした物を準備してfidataのUSBポートに繋ぎデータ インポートに切り替えました。
これは早い。サクサク入った。

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取説の楽曲を入れる。の項目を確認すると一番最初にUSB HDD から入れる。という方法が出てきます。
パソコンから USB HDD に楽曲を保存し、その USB HDD をつないで中の楽曲を fidata サーバーに入れます。と成っているのでfidata の場合はPCサーバからLANで転送するのは宜しくないのかもしれない。

実はオーディオ沼の話になりますので信憑性はご自分で確かめていただくのが宜しいのだが、新設したNASに対して音楽ファイルの移植をするのにネットワーク上の転送で行うと、転送経路は低ジッタですから転送後のNAS上では、データがリフレッシュされて本来のCD録音データに近くなるんじゃないかと言う考え方があるのです。僕はできるだけネットワーク上で転送したいんだけどね。こんなに激遅だとしょうがないね。

fidata HFAS1-S10 NAS SSD
音質評価
DELAの再生音はバリっと硬質で煌びやかにでます。比較してしまうと最初にfidataの音出しをした時はちょっと大人しく感じました。ボリュームを上げたく成るのを我慢してそのまま聴き込んでみるとfidataは細かい再生音のひとつひとつに綺麗な余韻が付いて空間に広がる感じです。
これは高級オーディオでもなかなか出す事の難しい品位の高い音ですね。そして非常に滑らかです。低域も十分に下まで伸びています。中高域に放出される音の粒立ちと余韻が空間に美しく漂い、立体的なステレオイメージが広がります。其れを聴いて 「ああぁ こう言う音作りが出来るエンジニアが日本にもまだ居るんだ。」と思いました。そしてとても嬉しくなりました。久しぶりにフォナスファベールを鳴らしてしまいました。

但し価格差を考えるとDELAも非常に健闘していて、JAZZなどの再生だと甲乙付け難いですね。DELAはMilky beams outのUSB CORDで繋げています。この組み合わせも良い音がするのです。

Snsaudio1ss 

昨年末から大幅にストレージを含めてオーディオシステムを弄って参りましたが、NASを使ったネットワークオーディオシステムが安定して動作するのと、再生音質についても満足度の高い仕上がりになりましたので、オーディオルームからMac miniとモニターを撤去することにしました。
仕事用に使っているMac miniにはAudirvana Mac Version 3.5.50を入れてUSBでBrooklyn Dacと繋げてヘッドフォン専用としています。仕事用PCからすべてのオーディオNASに繋がるのでミュージックライブラリの管理が一元化出来きて凄く便利です。バックアップ用を含めて4つのHDD・SSDでファイルされていますから安心です…笑

Brooklyn-dac-blogss

Audirvana Macと言う音楽再生アプリがサブスクに移行したので、サブスクを払ってでも継続していく価値が本当に有るのだろうか?と言う疑問に端を発したオーディオ機材とソフトの見直しでしたが、自分でも思わぬ結果になりました。

最初に行ったアプリの比較ですがMacでAmarra、Audirvana、JRiverなどをセットアップし、同じDACで比較したところ、僅差での違いはありますが以前のように決定的な音質上の違いを聞き分けるのは難しいと思いました。今までAudirvanaを使い続けてきたのでどうしても贔屓目に聴いてしまいますが、ほとんどの音楽再生アプリの音がとても似ています。Audirvanaの優位性はありません。

比較的簡単に、安定してMacで使えるミュージックAppとしてAudirvanaは一番使いやすいでしょう。但しRoonが出てきたので今後どうなるのか分かりません。僕はまだRoonは試していません。 何故かというと、僕がオーディオ用に使っているMac miniは仕事用で使い古した一世代・二世代前の物なのです。ですからRoonを入れるのは性能的に厳しいのかなと思っています。我が家にはノートPC MacBookが無くて、全てMac miniとiPad ・iPhoneなのです。高性能なM1 MacBookが手に入ったらRoonも試してみたいと思います。

大きくシステム構成が変わったので忘備録を添付します。変更部分を赤字で明記した。

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