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2020年7月25日 (土)

JBL 2405

久々にオーディオの話題。
VINTAGE JBL C38 Baron (バロン) 001システムはジャズでは比類のない再生音なのですが、やはり
ドライバー 高域:LE175 DLHとドライバー用ホーン:1217-1290 HL87 を組み合わせた再生音は現代のハイレゾ音源の再生となると厳しい部分もあるのです。
高域特性を観ると13KHzくらいまでは良く出ていますが、そこから先はガクンと落ちています。そして僕の耳も寄る年並で高域聴取能力も確実に落ちているのだと思います。

こう言うときは素直に 超高域がある程度出ていて能率も高いスーパーTWを追加すべきです。
定番は聴き応えのあるパワフルな075なのでしょうが、 Baron 001システムで簡易3Wayを構築すると言うことで僕はあえて2405を追加したかった。実は2405のほうが075より20Khz以上の再生能率が高いのと水平指向角度が非常に広いのです。 これはJBL C38 Baron HL87との繋がりを考えた時にとても大きな要因となります。指向特性が狭いとリスニングポイントが変わったり、ほんの少しの設置のズレで音が変わります。

20200725-35609

JBL社はスーパーTWとして2405を配置することがスタジオモニターの性格上で重要な要素だと考えていたのだと思います。2405はJBLのモニタースピーカーである4341、4343、4344などに広く使われていました。そして僕は4343を使用していたことも有るので、もう一度このスーパーTWを使ってみたかったのです。

今までいつかやろうと思いながら実現しなかったのは、JBL2405の好い出物が無かったからです。
年代物なのでヤフオクなどをチェックしながらずーっと狙っていてやっと出物を見つけたので、落としました。

JBL C38 Baronの音圧レベル110dBなので、JBL2405は1.0μFコンデンサーのみで低域をカットします。 計算ではちょうど10kHzのローカットになります。

2405の周波数特性は6.5kHz~21.5kHzです。20klHz以上出ていると言うのは凄いですね。シンバルのハイハットやボーカルの音が激変します。恐ろしく良い音になりました。 今まで欠けていたジグソーパズルのピースがはまったかのような、一枚ベールを履いだような鳴りっぷりです。

やはりJBL同士の組み合わせは大成功だったなぁと思います。 決して線が細くならずにC38 Baronの図太い音質のまま上に伸びてゆきます。そして驚いたのは中低音です。聞こえ方が違ってきます。良質な超高域が追加されると、全帯域で音が変化してきます。所謂音色と言うやつです。
これは周波数特性には現れてきません。ウッドベースやボーカルの聴こえ方が結構変わり、響きと余韻が好印象になったのでした。 

その後、様々なアルバムを聴いていますが、ベールのような雑味が全く無くなって、楽器の音色がダイレクトに現れます。分解能が極限まで上がっているのだと感じます。例えば歌手の息継ぎのブレス音とか口を開けた時のニチャと言う音まで再現されてきます。

月並みですがアルバム「ワルツ・フォー・デヴィ」では客席の食器が触れ合う音や観客の咳きや拍手がとてもリアルに臨場感抜群に響きます。ベース・ピアノ・ドラムス・シンパルが見事に再生されて音が広がります。自分がヴィレッジ・バンガードのライブに居るかのような錯覚を味わいました。

Jbltw

余談ですが、以前このブログで取り上げたことの有るキースジャレットのケルンコンサートの5秒後で右側から聴こえる笑い声。  聴こえないのは忠実度最低です。男女の笑い声がはっきり聞こえれば充分の忠実度。  と言う判断ですが、今回新しい2405を追加したので確認してみました。最初に女性その後で男性の笑い声がバックグラウンドノイズの中からハッキリと聴こえて来ます。以前は注意深く耳をそばだたせて聞こえていたのですが、今は生々しく再生されています。ちょっと鳥肌が立ちました。

Jbl2405

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コメント

2020年度のブログなので投稿します。
私は、最近ヤフオクであこがれのJBL2405を格安でしかも新品同様な物を入手しました。
LE8THのサンスイ箱入りと、E/V 409-8Eのツイーターを取外して更に低音改善の為に、紙コルゲーションエッジをゴムロールエッジに変更した物の高域改善用に使用しています。
この改造にて409-8EはLE8THと全く遜色のない音質に変貌しています。
ネットワークは貴殿と同じようにC1個のみです。
0.47uFのオイルコンを基準に0.1uFを重ねて、0.67uFの正相接続で全く自然な繋がりになりました。
C1個では、位相の関係で逆相接続が定石ですが、2405では正相接続がベストです。
旧来のJBLのSP自体のターミナル色の赤と黒が、正相か逆相かの論争もあった様ですが、そんな事は関係ないのがJBLの特色かと思われます。

booji-kunさん こんにちは
ずいぶんとマニアックに楽しんでいらっしゃいますね。オーディオ弄りの楽しみが伝わってまいりますぅ。

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