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2020年7月12日 (日)

SIGMA Contemporary 30mm F1.4 DC DN(ライカSL/TL用)はどうなの?

最近は何だかシグマのレンズばかり購入している。
SIGMA (シグマ) Art 35mm F1.2 DG DNに始まって、135mm 1.8 28mm 1.4 と来て、このレンズで4本目です。
共通するのは全て大口径で明るいレンズだという事です。

シグマのフルサイズ判ミラーレスカメラ用交換レンズのLマウントですが、ショートフランジバックのミラーレスカメラに対応して最適な光学系を設計開発した最新レンズには製品名に「DN(=ミラーレス対応)」を表示するとされています。

先日続けて購入した135mm 1.8 28mm 1.4についても本当はDNが表示された新設計のバージョンが欲しかったのですが、そうそうポンポンと新設計のレンズは出てこないでしょうから、なるべく設計年度の新しい2本に的を絞りました。

シグマにはレンズ鏡筒に製品が初めて発売された年の下3桁を刻印し、発売年ごとの識別が可能なエディションナンバーがあります。135mm 1.8は A017 そして28mm 1.4はA019で判別できます。
やはり50mm F1.4 DG HSMとなるとエディションナンバーはA014は古すぎるし、もともと一眼レフ用として開発し作られたレンズを(ショートフランジバック)Lマウントに仕立て直した感があります。
例えば14-24mm F2.8 DG HSMと11群17枚と14-24mm F2.8 DG DN 13群18枚 は別物と言う事になります。前にも書きましたけどデジタルは旬が一番だと思います。

それでは今回購入した APS−C 向けのレンズ SIGMA Contemporary 30mm F1.4 DC DN(ライカSL/TL用)はどうなの?という疑問ですが
調べました 結構 徹底的に…(仕事もこのくらい熱心にやれば)
まず開発年度はエディションナンバーはC016ですから2016年の製品…ふ…ふるっ!

でも後ろにDNがついているので、ミラーレス対応設だけど 2016年代のミラーレスカメラかよ (^^;;;;
ちょうどその頃SIGMA sd Quattroが出てました。 当時はSONY (ソニー) α6300とか全盛でしたよねぇ20200709-101957

Contemporary 30mm F1.4 DC DN (ライカSL/TL用)


■主な仕様
レンズ構成:7群9枚
画角(APS-C):50.7°
絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
最小絞り:F16
最短撮影距離:30cm
最大撮影倍率:1:7
フィルターサイズ:φ52mm
最大径×長さ*:φ65.4mm×71.3mm
質量:280g
*長さはレンズ先端からマウント面までの距離です。


レンズスペックを確認して思うこと。
7群9枚で後ろ2枚が非球面 そして前玉に高屈折率高分散ガラスを使用しているらしい。 らしいと言うのはシグマでは高屈折率高分散ガラスと言っているが、(通常はFLDガラス3枚、SLDとか誇らしげに明記するのよ)その名称がなにも書いてないのです。
兄弟レンズの16mm F1.4 DC DNとか56mm F1.4 DC DNは結構ふんだんにFLDやSLDガラスを使っているんですよねぇ

当時はAPS−C ソニーEマウントにターゲットを絞って、おまけにマイクロフォーサーズマウンも使えるよと発表したこのレンズだけど、
今回新たにLマウントにチューニングして出てきたのか?使いまわし感が半端ない。
勢いでポチった後で、色々調べて オイオイ このレンズ買っちゃって大丈夫なの?と成っちゃった訳です。

でも…7月10日 発売日にお約束通りにキッチリと届きました。Mapカメラ アンタは偉い!

Map

早速TL2に装着しました! 「とても格好悪いです」(笑)マウント部分がデカイんですよ。そこだけ飛び出してるから、取って付けた感が半端ない!
なんだかカメラボディとの一体感がスポイルされてます。 レンズを取り外してマウント側から見てみると、金属マウントとこの不格好な整形リングの間にゴムのシーリングが入っています。 オリジナルの30mm F1.4 DC DN にはこのリングはないんですよ。かっこ悪くなるくらいだったらシーリングは無くても良かったんだけど…TL2に着けて雨天に撮るとかしませんよ。

30h

LマウントでAPS-C専用レンズが使えるAPS-Cカメラボディは今の所ライカTLとTL2そしてCLしか存在しません。
ちなみにSLに使えば自動的にAPS-Cに切り替わるのか試してみました。 ちゃんと自動で APS-Cに切り替わりました。APS-Cって表示されるんですよ。
でもわざわざSLでAPS-Cモードで撮る人って居るのかしら?

さてこのレンズの実力はどうなんでしょう?
最短撮影距離での撮影だと歪曲収差があるようです。逆樽型に歪みます。ちょっと離れて(60cm)くらいで撮影すると全く問題は有りません。焦点距離が30mmのレンズですけどAPS-Cでは35mm判換算約45mmの画角になりますから完全な標準レンズ50mm相当では無くて、若干広角寄りの焦点距離なので結構バースが着きます。
このバースと歪曲収差が合わさると写欲がなくなります。

それとここが一番問題かつ複雑な所なのですが、このレンズを使い撮影してライカTL2のボディ背面液晶で確認すると樽型歪が顕著に出ているのですが、その撮影したRawデータをPC Macに移して、アドビ・Lrでデータを開くと樽型歪は消えているんです。説明するのが難しいので、before afterで画像を載せます。

before:撮影してTL2のボディ背面液晶で確認すると 画像アルミケースの右端が( に歪んでいる。
一番最初の撮影でこんなの確認したときにはたまげましたよ。 このレンズ捨てようと思いました。(^^;;;;

Wan


after:撮影したRawデータをPC Macに移して、アドビ・Lrでデータを開くと 画像アルミケースの右端の樽型歪は消えている。 これも驚きました、 「へ!!???」どうなってるのと…最初は理解できなかった。 だって歪んでいると思ってましたから。

Psmm

これってカメラ内収差補正機能を使って対応していると言うことなんでしょうね?よくわからないんですけど
f1.4の明るさでレンズの光学性能を上げていって歪曲収差補正も周辺光量補正、倍率色収差補正もやっちゃうとこんなコンパクトで安いコストではできませんよ。データ補正でやっちゃいますねというコンセプトなんでしょう。
それにしてもライカTL2のボディ背面液晶で確認した画像と、実際にPCで現像するRaw画像がこれだけ違っていると違和感が半端ないです。願わくばライカTLの背面液晶で確認する時も歪をなくして欲しいです。 今は自分の脳内処理で、大丈夫だよとごまかしてるんですが (^^;;;;
ちなみに ライカSLにこのレンズを取り付けたときは、ボディ液晶表示での歪は出ませんでした。
面白すぎる現象でしょう これもLマウントアライアンスの為せる技でしょうか?

アドビ・Lrでもっと厳密にレンズ補正もしくは収差補正を掛けようとしたのですが、Adobe Lrには SIGMA 30mm F1.4にはライカTL2で使用した時のレンズプロファイルが無いのです。今のところ 有るのはCanon Oliympus SONYだけです。他のカメラ プロファイルを使用するとかえって歪みます。
たぶんそのうち出てくるのでしょうが、今の所は手動で補正するしか有りません。 これが少し面倒くさいです。

20200711-23849

色々問題はありますが肝心の写りの方ですが、
作例: 素直なボケ味で嫌いじゃない描写だけど、なにか今ひとつ魅力に欠けるかなぁ

... とまあこのレンズのお値段から考えれば頑張っているのかしら?
お金の話は下世話になるので、あまりしないようにしてますけど、シグマはこの価格で売ってることに驚きを感じてしまいます。僕はシグマと何の関係もないので、提灯記事を書くつもりもない。しつこい性格だから、好いところがないか?このレンズをもうしばらく使ってみるけど僕のTL2には似合わないと思った。

Megane

作例:AFの速度を含めてチェックした。合焦速度も問題無いレベル。よくできている。多点測距AF-Cもちゃんと機能した。ハズレはない。
アポ- マクロ-エルマリート-TL F2.8/60mm ASPHがもっさりして、ピント探しの旅に出ちゃうのから考えれば、このレンズのAFは十分に合格!

Soumen2

僕にとってこのレンズは
Contemporary 30mm F1.4 DC DN では無くて、Compromised 30mm F1.4 DC DN だなぁ
レンズが悪いんじゃなくて、僕の問題
多分ちゃんとズミルックス TL35mm F1.4 ASPHを買いなさいよって言うお告げみたいなものなんだと思った。

 

 

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コメント

こんにちは。このレンズ、ArtではなくContemporaryと名づけられたその意味がよく納得できるお話でした。(^^♪ 
個人的にはSigma SD14用に30㎜F1.4 EX DC HSM を使用してよい思い出を作りました。とくにボケ味には惚れました。しかし後継の30mm F1,4 DC HSM Art(EF用)にはややがっかりしました。
クロップ機能がないEOS 6DMKIIに装着すると開放ではケラレるだけではなくカメラが勝手に白い丸い警告をイメージに焼き付けてくれます凹凸。
α7シリーズではクロップ機能があるのでAPS-Cで利用するか、絞れば35㎜フルフレームでもギリギリ30㎜として写ります。ただ今風にシャープネスとコントラストが高めでEX時代の柔らかい描写が消滅してしまいました。よってミラーレス版は敬遠しています♪

Murataさん こんにちは
そうですか Sigma SD14をお使いでしたか
シグマって レンズメーカーでは無くて、 れっきとしたカメラメーカーなんですよね
30㎜F1.4 EX DC HSMは随分と力の入ったレンズでした。 そこら辺の遺伝子を受け継いでいるのかなぁと思ったのですが、ちょっと違うようです。
どちらかと言うと キリキリシャープな写りではなくて、ほんわか系ではあるのですが

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