« 2019年7月 | トップページ | 2019年9月 »

2019年8月

2019年8月12日 (月)

BMW X3 M40d 直列6気筒ディーゼル巨大トルクはMの血統か

そのぉ 唐突ですが BMW X3 M40dに決めてしまいました。納車は今月末になります。いささか確信犯的な期待値を持って、試乗してみたんですが、ドンピシャでした。
X3 M40dに搭載されるB57D30B型ユニットは、現行のBMW7クラス740d系と同型になりますが、パワースペックは若干異なっています。直列6気筒3000cc ツインパワーターボ ディーゼルエンジンです。この3.0ℓストレート6の開発にはM社も関与している様です。そのスペックは240kW(326ps) / 680Nm〔69.3kg) / 1,750-2,750 ( 0-100km/h加速に要する時間は4.9秒)

20190818-131755

同じDセグメントで比較するとガソリンですが3リッターV6ターボ / ポルシェ「マカンS」が354ps 480Nmでガチで対抗します。 ( 0-100km/h加速に要する時間は5.1秒 Option Sport Chrono Package)
設定価格的にも同じくらいなんですが、ポルシェはクルコンとか本来標準装備で着いてる様な機能はオプションです。他にもシートヒーターとか快適装備を色々着けると軽く+200M¥位逝ってしますので、お買い得感はないかな? その代わり高級感はあります。僕のようなジジイがポルシェに乗っても似合いません。マカンには若い人が似合います。
X3 M40dはすべての装備がてんこ盛り状態で、追加で着けるとすれば、パノラマサンルーフとリアのブラインドとハーマンカードンのサラウンドシステムがセットに成ったセレクトパッケージくらいです。プライスタグとしては総額1,000M¥に迫るだけにこれをコスパが優れていると言って良いのかどうか判りませんが、マカンSと比較すればお買い得感はあります。(笑)
6気筒ディーゼルエンジンで比較すると、実際にはALPINA XD3を引き合いに出さなくてはいけないのでしょうが車体ベースも同じでチューナーがM社かALPINAかという違いです。エンジンスペックはほんの僅か(333ps 700Nm)にXD3が上回ります。足回りやエクステリアとインテリアがALPINA仕様なので、そちらに価値を見出す方はどうぞという感じです。しかし本当に日本で購入することの出来る最強のディーゼルという事であれば、BMW ALPINA XD4という事になるのでしょう。4基のターボ・チャージャーで285kW(388ps) / 770Nm〔69.3kg) / 1,750-3,000 ( 0-100km/h加速に要する時間は4.6秒)はこのセグメントでのディーゼル最速をマークしています。

20190818-131430

僕は今 F30 320d M Sportに乗っています。M Sportという事で専用のサスペンションで足回りが固められていたり、トランスミッションもスポーツATが採用されていたり、エアロパーツやスポーツシートなどのMライクな内外装が施されています。明らかにスポーティな味付けで、とても良く出来ているし満足度も高いです。このF30も購入したのが2014年末ですから、もう5年目に入り、走行距離も5万4千キロを超えました。2019年 今年の2月に新しい3シリーズG20が発売になりました。当初はガソリンエンジンモデルだけでしたが、最近試乗できるディーゼルモデルも出てきたので、この11月で車検という事もあり新しい車への乗り換えを前提に、320d xDrive M Sportに試乗してきました。

G20に成って3シリーズではディーゼルエンジンを搭載する320dは完全なFRのモデルが無くなりました。xDriveに成ります。エンジンも新しくなり低回転域と高回転域で切り替わる2 ステージターボシステムを組み込んで190ps(140kW) 4000rpmとパワフルに成りました。足回りもxDriveに成りましたから安心です。インパネなどの内装も一新して更に高級感も上がり申し分ないのですが、試乗してみて、ちょっとつまらんかったのです。F30で走行モードをSportに選択してアクセルを踏み込んでいった時の、背中をけ飛ばされるような暴力的な挙動が影を潜めてとてもスマートなんです。感覚で言うと5シリーズになってしまった様な感じでしょうか?僕はG20を否定しているのではありません。これがBMWの答えで正常進化なのでしょう。但し僕にとっては物足りなく面白みのない印象が残りました。という事で試乗してすんなり素直にF30からスライドして、G20 320d xDrive M Sportお買い上げとは成りませんでした。

Bmw-x3-m40d-photo9m

その後で、前から気になっていたX3 xDrive20d M Sportにも試乗してみました。こちらは更にピリッとした所が無くてツマラナカッタ!僕の好きな島崎七生人と言うジャーナリストで結構本当の事を言う人ですが、X3の試乗記で“しんなり”とした乗り味へと進化と評しているが、言い得て妙です。僕にはそれが物足りないと感じた次第です。
実は旧型のX5 350d Msportにも乗ってみました。こちらも3.0L直列6気筒BMW ツインターボディーゼルエンジン 259PS (0-100km/h加速:7.1秒)ですから、2トンを超える巨体の割には悪くないのですが、車幅ほぼ2mで小山のような大きさでなのです。如何せんデカすぎます。そしてラグジュアリー感満載です。試乗してみてこの車が北米で売れる理由がよくわかりました。しかし日本のデパートで地下駐車場に停める時の事を考えたら気持ちが萎える車です。

BMWX3 M40dの試乗レポートには個人のものを含めて幾つか有ります。おしなべて市街地走行では突き上げが有るが、高速走行での乗り心地は、素晴らしく引き締まっている。と言うようなネガティブな前フリで、後半高速走行になると、そんな事は気にならなくなるくらい良い走りです。と締めくくるのが多い!ホントかな?と言う疑問を持ちながら、試乗してみたら全然違っていました。私の感想は後で記述しますが、この市街地走行をネガティブに指摘する傾向の出どころは多分、「 BMW X3 M40d(4WD/8AT)【試乗記】 運転席以外には乗りたくない -webCG」 この記事だと思う。 この記事を書いた人の文章には些細な事で先に落としてから、手のひらを返すように良い部分を持ち上げると言うお作法が有る。他の車の試乗記も同じです。読み物として面白くして行こうとする…この人の癖のようなものでしょうけれど、如何なものかと...

Bmw-x3-m40d-photo 

で、私の試乗してみての感想ですが、X3 M40dの乗り心地は市街地走行も含めてネガティブな問題はありません。この車の乗り心地を評価する時にスタンダードなX3 xDrive20d M Sport(245/50R19)やベンツGLEとか(275/50R20)バルーンなタイヤを履いたSUVを比較したくなります。同じ様なSUVなので当然といえば当然ですが、バルーンなタイヤを履いた車と比較するのは、ちょっと間違いかもしれません。やはりタイヤサイズと扁平率を基準にしてBMW X3 MやX4 M そしてボルシェ・マカン(21inchはオプションですが)と比較するのが順当なのでしょう。(前)245/40R21(後)275/35R21のランフラットを履いているんですからちょっと硬いのは当たり前だろうという想定で試乗しました。路面の状態がダイレクトに伝わってくる感はありますが、私的には想定していた以上にジェントルな乗り心地でしたので嬉しく成りました。

今乗っている僕のF30 320d MSport (前)225/45R18(後)255/40R18 は4万3千キロでタイヤ交換してます。新品から7千キロ位走り込んでいますので、今が最上の乗り心地でしょうか。比較する試乗車X3 M40dは走行2千キロでしたので丁度新品タイヤが一皮剥けたくらいです。F30 320d MSportの最上な状態と比較しても、遜色のない乗り心地でしたと申し上げておきます。
ガツンと来るだろうなぁと心配するような路面の大きな段差を通過しても振動が残りませんからハーシュネスの処理はとても秀逸に仕上げられて居ると思います。

前述しているように、BMWはMスポーツ系のモデルになると、前後異型のタイヤを装備するようになります。それはBMWがこだわり続ける50:50のFRレイアウトでエンジンの発生する大パワーを受け止めるためにリアタイヤをフロントよりワイドな設定にしてタイヤのグリップ力を最大限に発揮させリニアなトラクション性能を追求しようとしているからです。X3 M40dに標準装備されるMスポーツディファレンシャル機能は更に一歩踏み込んで、エンジンパワーを左右リヤ・ホイール間で自在に配分するもので、センサーで車速、アクセル開度、ホイールの回転速度、ヨーレートなどの車両情報を検知して介入が必要となる運転状況を前もって計算しタイムラグ無しに電子制御式多板クラッチでリヤの左右ホイール間のロッキング・ファクターを0〜100%まで自在に調整するのです。あらゆる走行状況において最適にエンジンパワーを路面に伝達することが可能となるわけですから、コーナリングの限界性能とコントロール性が確実に高まります。最近BMWは高性能なモデルにMスポーツディファレンシャルを付与するように成ってきました。これは所謂電子制御LSDなのですが、BMWもハンドリング性能を高める為のディメンションを従来からの正攻法な設計に加えて電子制御デバイスを積極的に取り入れていくんだなと確信しました。残念ながらX3ではこのM40dにしか搭載されていませんが、G20とかオブションで搭載できる機種では外せないアイテムだと思います。

Bmw-x3-m40d-photo4ver1m

少しカーブの連続するコーナーを速いスピードで抜けてみました。Mスポーツディファレンシャル機能が効いているのだと思います。着座位置の高いSAVが面白いくらいにスルスルと曲がります。但しその曲がり方は今乗っているFRの3シリーズとは違った感触で不思議です。

直線道路でスポーツモードにしてマニュアルシフトで踏み込んでみました。スポーツエキゾーストシステムと言うのが有るようでスポーツモードだと排気音が変化して低速ではウ”ロロロォ〜と唸る様な音に変わり、さらに踏み込むとバオォーンと言う吠えるような音に変わります。320dの4気筒では味わえない気持ちよさです。全域でトルクフルです。シフトアップの度にこの咆哮が!高回転になっても勢いが衰えません。6気筒の気持ち良いサウンドです。これって本当にディーゼル?なのと錯覚に陥りそうな感じです。ただし車室内にこの音が響き渡るのかと言うとそうではありません。アコースティックガラスの採用もあってか遮音性が高められた室内空間は静粛性が高く走行音などの遮断性は段違いに良くなっています。

で...X3 M40dなんですが「M Performance Automobiles」モデルとして、BMWの量産車のトップ・エンドに位置づけられるモデルだそうです。
M Performanceってなんですか?と言う疑問に対してのBMWの回答ですが「『Mパフォーマンス』はMモデルと同様にBMWの高性能車部門であるBMW M社が、レーシングカーの開発思想に基づくM社の設計基準で作り上げています。しかし、Mモデルと違ってターゲットはサーキットで限界走行するような人ではありません。サーキットを走るのではなく高速道路などでワンランク上のパフォーマンスを楽しみたい人を対象としているのです」とのことです。

Bmw-x3-m40d-photo6m

BMWのラインナップの中でM Performanceが増えているのと同時にMモデルにもM Competitionが出てくるように成った理由を推測しますと、顧客が今まで以上に多様化してきて更にスポーティなドライブを楽しめる商品を用意しなければプレミアムブランドとしての魅力が維持できないのです。今後はボリュームセラー+M Performance+MがBMWの販売構成ラインナップの基本になると思われます。判っているだけでも、3シリーズにM340i 5シリーズにM550i , X5 X7に M50i , M850i が出てくるでしょう。まあブッチャケた話AMGには負けられませんよと言う所ですね。アタシのような還暦を過ぎたジジイがX3 M40dを買っちゃう訳ですから多様化の極みでございます。
エクステリアについてもカタログから切り出して画像を貼り付けていますので比べてもらうと分かりますが、Mスポーツ→M Performance→Mという順番でスポーティ・スペシャリティに見える様にデザインされて来ていると思います。

日本で販売されているBMW M GmbHのチューンしたX3 Mモデルには2種類有って
直列6気筒BMW Mツインパワーターボ ガソリンエンジン搭載の
BMW X3 M Competition : 375kW (510ps〕/ 600Nm〔61.2kg〕/2,600-5,950 ( 0-100km/h加速に要する時間は4.1秒)
BMW X3 M :        353kW (480ps) / 600Nm〔61.2kg〕/2,600-5,600 ( 0-100km/h加速に要する時間は4.5秒)
エクステリアは、専用の大型エアダクトを持つ新フロントバンパー、サイドスカートなどのMボディ・キットを始め、クワッドエキゾーストパイプ、21インチ大径ホイール、ブルーのMブレーキキャリパー、ダブルキドニーグリルが装備される。またサスペンションは、フロントにはアップデートされたダブルウィッシュボーン、リアにはマルチリンクがセットアップされています。

20190811-104441

そして直列6気筒BMW Mツインパワーターボ ディーゼルエンジン搭載のMパフォーマンスモデル
BMW X3 M40d : 240kW (326ps) / 680Nm〔69.3kg) /1,750-2,750 ( 0-100km/h加速に要する時間は4.9秒)
エクステリアは、新型X3をベースに高性能モデルとして相応しいアイテムを特別に搭載する。新型X3の象徴である立体的で存在感のある大型キドニーグリル、エアインテークおよびミラーキャップをセリウムグレーで統一。さらにブラッククローム仕上げのデュアルエキゾーストテールパイプと「M40d」のリヤバッチを装着することで、Mパフォーマンスモデルをアピールしてるんでしょうけど、もうね...ぱっと見X3 xDrive20d M Sportとあまり変わらん訳です。ホイールがデカイか、バッジが着いてるかどうかぐらいで、興味の無い人には多分全く判らんでしょう。日本人は昔から奥ゆかしいのが好きだったりしますが、僕的にはフロントフェイスとかもうすこしX3M似で強そうな感じがしても良いんじゃないのと思ったりするんですよ。AMGはそこら辺が上手だよね

Bmw-x3-m40d-photo2m

M3画像の出典元は、メーカーのカタログです。車買ったんだから許してね。

追記:忘備録
BMWのMはBenz ならAMG、Audiならアウディスポーツと言うようなモータースポーツを全面に出したブランド戦略です。
BMWにはMと言う子会社があって、正式名称はBMW M GmbH 
業態は 
高性能乗用車の製造・高性能エンジンの製造
自動車スポーツアクセサリーの開発です。
歴史的には、1972年にBMWレーシング担当部門がパワーチームとして集結し、BMWモータースポーツ社(BMW Motorsports Gmbh)を創設。
翌1973年、真っ白な下地に青/紫/赤の3本ストライプが入ったCSLクーペはヨーロッパ選手権で初優勝を飾る事から始まります。
1993年8月1日には、かつてのBMWモータースポーツ社は、BMW M GmbHへ社名変更しています。
BMW Mが社内チームから発展していったのに対して、Benzは独立チューナーのAMGが1999年にダイムラー・クライスラーに吸収され、さらに2014年からは「メルセデスAMG」としてメルセデス・ベンツのサブブランドとなった。

子供の乗っているBenzGクラス G350とBMW X3 M40d には幾つかの共通点が有る。共にディーゼルエンジンV6と直6の3,000ccそして4X4 それはオーストリアのマグナ・シュタイアが生まれ故郷だと言う事です。

 

2019年8月 4日 (日)

蝉しぐれの 俊宣茶房

俊宣茶房 (SYUNSEN SABO)と読みます。

町田鶴川付近 野津田公園の近く山の中にあります。

ナビでは絶対にたどり着けません。 保証します。

電信柱に巻いてあるお店への案内道標に従って、住宅地の中を上に上に登ってゆきます。大丈夫かな?行き止まり?という様などん詰まりの所に、お店への小さな右折路があります。 嫁の運転する1500ccのデミオでも二回切り替えさないと右折出来ませんでしたから、鼻の長い車では無理です。 隠れ家的雰囲気が有って、道も細いのでたどり着けるかどうか?ドキドキする不安要素も有って、とても面白い。

なんでも近くの野津田野球場の駐車場に車を停めて5~10分間歩いて来ると言う裏技も有るようです。

夕方6時ごろから予約したのですが、丁度、夕闇が迫りヒグラシの鳴く蝉しぐれの中で、とても素敵な時間を過ごさせて頂きました。どこか山の中の避暑地に行きたいねぇ 等と話していたので、思いがけない出会いのプレゼントでした。

Madosss

子供の頃は夏休みになると母の実家である新潟の田舎で過ごしたのですが、その時の記憶が呼び起こされて、とても懐かしかったのです。食事は創作フレンチなのでしょうが、お味はオーソドックスで美味しかった。とても丁寧な接客と、雰囲気の良いお店の佇まいが気に入りました。

Niku3ss

メインのお肉料理ですが、お箸で食べられるので、高齢の母も満足です。盛り付けも器も凝っていていい感じですね。

Nikusss

順番が前後してますが、冷たいアペリティフは特に美味しかった。

Miklsss

料理やお店の中の調度品を撮らせてもらったが、新しく調達したSIGMA Art 35mm F1.2 DG DNは抜群の切れ味と、f1.2の開放ボケ味が気に入ってLeica SLにつけっぱなし状態に成ってます。 

Budda2sss

最短撮影距離が30cmなので、食事の時のテーブルフォトにもってこいのレンズです。明るいレンズですからLeica SLにつけっぱなし状態ですが、Panasonic Lumix DC-S1Rに着ければ、ボディ内手ブレ防止が機能するので、更に撮影しやすいレンズになると思います。

 

 

 

 

« 2019年7月 | トップページ | 2019年9月 »

フォト
2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

他のアカウント

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

ウェブページ