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2019年5月 2日 (木)

Audirvana Mac Version 3.5.6をインストールしてみた。

Audirvana Mac Version 3.5.6をインストールしてみた。

Home Audioのセットは音楽再生専用Mac miniとして使っています。Mac OSはYosemiteを使い続けてAudirvana Plus Version2.6.8で音楽再生しています。

” 何故かと言うとAudirvana Plus3とMAC OS Sierra以降の組み合わせだと、Audirvana Plus 3のDirect modeが動作しないからです。MacのCore Audioをバイパスするには、Direct modeで、かつInteger Modeでなければなりません。大袈裟に言うとDirect Modeが使えなくなるとAudirvanaのメリットも半減してしまいます。高品質音楽再生へのコダワリのためにAudirvana Plus Version2.6.8に固定しています。"

今回Audirvana 3.5.6をインストールするのはメインPCとして使っているMac mini (Late 2014)です。
こちらには最新のmac OS Mojave Ver 10.14を入れています。このPCで「ながら作業用音楽ファイル再生」のために、Audirvana Mac Version 3.5.6をインストールしてみました。あまり音にはコダワリませんが、mac OS Mojaveで再生するAudirvana Mac Version 3.5.6の音も一応確認しておきたいと言うオーディオの虫が居ることも事も事実です。お休みじゃないと出来ないですしね...(笑)

Hp

USB DDCはHiFace Evo Twoが遊んでいたので、DAC PreampであるFIDELIX CAPRICEとI2S入力で接続して使うことにしました。仕事机のMac miniですからヘッドフォンでしか使いませんので、このセットは小型で机の上でも場所を取りません。大きさもMac miniと並べても違和感無いです。HPはゼンハイザーの元祖オープンエア型ダイナミックヘッドホンのHD650です。ずいぶんと使っていませんでしたが日常的にパソコン使いながらそこそこ疲れないで、音が聞けるタイプでしょうか? ちょっと大型で重いかもしれないな…(^^;;;

オーディルバナは今まで「Audirvana Plus 」でしたが、今回からPlusが無くなって元々の「Audirvana」へと変更となりました。デザインは濃いブルーを基調にした物になりました。白のデザインも選べますがユーザーインターフェースが変わっていましたので、最初は戸惑いました。

Ver2 から Ver3.5へのアップグレードは$75の価格に対してSpecial offer -40% で Price : $45だそうです。Paypalで決済したら税込み¥5,262 JPYでした。なんだか少し得した気分です。

新しいユーザーインターフェース機能のスクリーンショットを下に貼り付けておきます。 参考にされてください。

Auvana35

実際に僕は音を聴くときはiTuneは使ってません。Audirvanaのライブラリに読み込んで使っています。僕の聴いているアルバムを読み込んだインターフェイススキンのスクリーンショットを貼り付けておきます。音楽の趣味性とかちょっと見られると恥ずかしいのですが...

Auvanasukin

Audirvana Macバージョン3.5のアップデートは, ユーザーインターフェースの見直しとupnpネットワークプレーヤー, sox upsamplingアルゴリズムとMQAのデコードの機能強化です。
Home Audioのセットで比較したわけではありませんし ヘッドフォンでしか聴いていませんので、なんとも言えませんが音は普通によろしいです。
仕事机のMac miniにはAudirvana Plus Ver1.5が入っていましたので宇多田ヒカルの最新アルバム「初恋」からHi-Resoファイルを開いて再生音の比較をしてみました。フアィルはFLAC 24bit 96kHzです。

Audirvana Plus Ver1.5 ↓

Auvana32

まぁ 音の変化は微妙です…と言うとあまり良くないように受け取られてしまいますので、あえて申し上げておきますが、Audirvanaは元々の完成度が非常に高いので、今のバージョンアップはMac OS Mojaveへの追随とMQA対応とか多機能に進化しているということでしょうか。 しかし厳密に比較すれば結局AudirvanaはDirect modeの使えるAudirvana Plus Version2.6.8とMac OS Yosemiteの組み合わせが最高に音が良いと言う事実は変わっていないのを再認識した訳です。ついでにMac miniからHiFace Evo Twoにデータを引っ張ってくるUSBコードも比較試聴しましたが、結果は5年前と同じ「 USBコードで音は変わるか? PCオーディオMac miniからDDC hiFace Evoに繋ぐUSBコードを5種類比較試聴してみた。 」でした。まあ即位礼正殿の儀で大型連休でないとこんな面倒くさい作業は事出来ませんから、ボケ老人のボケ具合い診断にはぴったりだったわけです。

Audirvana Mac Version 3.5.6 ↓

Auvana-utada

さて新しいAudirvana Mac Version 3.5.6のオーディオセッティングですが、以下の内容です。

ピュアビットパーフェクトサウンドの為にこだわったセッティングの内容です。
Mac OS XのCore Audioシステムの心臓であるCoreAudio HALへの直接サウンドパスするように成っています。

「Integer mode」はMacとDACデバイス間のデータの伝送方法を決める項目です。
CoreAudio HALは音声サンプルを浮動小数点データで表します。従って「Integer mode」が大切です。通常MacOSだとVirtual mode(浮動小数点)でデータを伝送しますが、integer mode(符号付整数型)でダイレクト伝送をしたほうが音が良いと思います。
私は有効にしてあります。

Auvana3 

「Direct Mode」はMacOSの仕様変更によって使えなくなった設定項目のひとつでしたが、メニューから無くなっています。
音楽データはメモリから完全に再生されるようです
トラックは再生前にメモリバッファにロードされ、デコードされ、そしてサンプルレート変換されます。

「Exclusive access mode」は排他モードですので有効にしてあります。
ここを有効にするとAudirvanaに設定した出力デバイス(USB DAC -HiFace Evo Two )を占有し、他のアプリやMac OSが発する音を排除することが出来ます。余計な音を出さないように制御できるため、音質が向上するとのことです。

「Use large CoreAudio I/O buffer」はMacOSの音声処理のバッファを最大限に活用する機能です。あまり音質に関係しないかもしれませんが、他のアプリの動作に影響がないのであれば、有効にしておいたほうが伝送処理がスムーズに進むかなと思います。

Maximum memory allocated for tracks Pre-load
私は「8,200MB」に設定してあります。基本的には音楽ファイルの先読み機能ですので設定値が多ければ多いほど、スムーズに音楽ファイルの伝送が出来る事になります。私のMac mini のメモリ容量は16GB搭載してますので問題ないでしょう。

Audio Signal Polarity
音の位相を反転させる設定です。無効にします。
「invert for tracks with INVERTPOLARITY comment」は「位相を反転するようコメントが入っていたら反転する」という機能です。有効にします。

20190501-154714

For bridge devices connected to a DAC
「Maximum sample rate 」アップサンプリングをするかしないか、する時のsample rateを設定出来ます。
僕ははNo limitに設定しています。自動サンプリングレート切り替えが出来るように成ってますので問題ありません。

Upsamplingですが、色々試してますがMax24bit/384kHzまで動作しますけれどFIDELIX CAPRICEのI2S入力がそこまで入れると不安定になるのと、Upsampling無しの音質が安定していて、そこそこ良いので、今のところは無しでセッテイングしています。

Upsamplingには色々な考え方があると思いますが、僕はHi-Resoのファイルも含めてオリジナルのサンプリングレートとビット深度で再生してやる方が好きです。再生音の品質はDACの性能で大きく左右されると思います。



 

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コメント

オーディルバーナ 3.5.33にしてからアルバムが読み込めなくなりました。
アーティストは表示されますが曲データがバラバラになって表示されてしまいます。
NASを読み込み完了されたあともアルバムは表示されません。
何か方法ありませんか?
使えなくて困っています。
ただしアップデート前はちゃんと使用出来ました。

山口さん おはようございます。
一般的な対処の仕方ですが
データベースのメンテナンス操作を実行して、ライブラリの応答性を最適化することができます。

システム環境設定
  ↓
メンテナンス
  ↓
データベースの完全な最適化

以上で治りませんか?

僕はNASでは繋いでいないので、これ以上は判りませんが

3月に投稿した者です。
その節はありがとうございました。
その後試行錯誤を繰り返して使えるようになりました。
現在はMacからwindows に切り替えて使おうと思っていましたが、Audirvana studio に変わってしまい
windows 用のダウンロードが出来なくなってしまいました。
その為Audirvana studioのfree版をダウンロードしましたが、nas のデータをどの様にして良いのかわかりません。
free版だからnas読み込み用のアイコンが出て来ないのでしょうか?
このままnasデータを取り込めないならやめようかと思っています。
何か良い情報があれば教えて頂きたいと思い投稿してみました。
よろしくお願いします。

何度もすみません。
Nasのデータは試行錯誤の末に入れる事が出来ました。
ただ今度はAudirvana remote in
Audirvana sutadio用に使おうと思い読み込むためにやってみたところ
以前Macの際に繋げようとした時とは違い現在のpcの表示が出るのですが、タップしたら認識画面に進みまたすぐ元の画面に戻ってしまう状態が続きその先に進めません。
前回もそうでしたが、Audirvana は毎回すんなりいってくれません。
頭を抱えております。

山口さん 書き込み頂いていたのを見逃しておりました。
すみません。
現在僕のところのAudirvanaは
Audirvana Mac Version 3.5.46 (3576)で動いております。
Audirvana remoteはAudirvana sutadio用をインストールして使っています。インストールしているのはMac iPhone12 Pro maxとiPad Pro (2020 & 2018)です。
アプリを立ち上げてSelect a Computerをタッチしてコネクション先のコンピューターを選ぶことが出来ます。
但しコネクション先のコンピューターに入れてあるOSとAudirvana Mac Version が最新でないと表示に不具合が出るようです。
とにかく最近のAudirvanaは古いMacOSは置き去りにしてゆくようです。

Audirvana sutadioについてもユーザーとしてサブスクに移行するメリットが享受できないので、導入を控えています。
新しいMacはM1搭載モデルが出始めたので、後一年ぐらいはMac機材も含めて様子見状態です。

ご相談の答えになっていなくてすみません。

こんにちは。ご相談です。
オーディルバナ3.5.50を使っています。
2021年10月上旬のある日を境に、UPnPネットワークプレーヤーとして認識され音楽再生できていたLS50wirelessII での再生できなくなりました。Airplayであれば再生できるのですが、それだとダウンサンプリングされてしまいます。
オーディルバナの英語のコミュニティーで聞いてみましたが、結局新しいオーディルバナスタジオを試してみてと言われるしか答えが見つからず・・・。何か解決のヒントはお持ちではないでしょうか?

Sankiさん こんばんは
MacでAudirvanaを使っていらっしゃるようですが、私とオーディオ環境が違いすぎてちょっとアイデアは思い浮かびません。
Mac OSは何をお使いですか? Audirvanaは最新版をお使いでも、Mac OSが古いと不具合が多そうです。
僕はもうしばらくしたらM1Macとオーディルバナスタジオに移行してゆくのが良いかななどと考えております。
お力になれなくてすみません。

Masaさん、ありがとうございます。Mac OSは、11.6.1なので古くないんです・・・。
やはり、Audirvana Studio にしないといけないですかね。サブスクなので気が付いたら結構な高額支払いしていることになりますよね・・・。

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