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2016年4月16日 (土)

最近の東南アジアHotel事情 

昨年は海外出張に明け暮れた一年でした。なんと年間出張82日 21回
内 海外出張 76日 16回 47フライトでした。今年も同じように..いやそれ以上の忙しさになりそうです。
出張の大部分が東南アジアなのですが、最近は余程注意してHotelを選ばないと、とんでもないことに成ります。
と言うのは中国の観光客が増えているからです。
Hotelの部屋のドアを開けっ放しで夜中まで大声で騒ぐ! 朝食のビュフェでマナーが悪い。チェックインチェックアウト時に順番を守らない等など、傍若無人な振る舞いにとても迷惑しています。
と言う事で、シンガポールやバンコックで定宿にしていたHotelは止めて、中国人団体客の留まらない(留めない)Hotelを探すことに成りました。
シンガポールはマンダリンオリエンタル。バンコックはマリオットホテル。ベトナムは日航ホテル。と言う具合にちょっと値段は上がってしまうのですが....チェックインはエグゼクティブフロアで出来るようにしています。

Shinagrlrams
Marriott Hotel Bangkok

思い起こせば今からウン十年前の日本人の団体観光客はどうだったのか? 
台湾 高尾の国際線ロビーでお客さんをピックアップするので待っていたら、農協の団体さんが入国して来て、開口一番 「暑い暑い」と言いながらパスポートを口に咥えながらステテコ一枚で着替えを始めたのには度肝を抜かれました...(^^;;;
でもね、ガイドさんが注意したら皆さん大人しく従ってましたから、可愛いものです。

気になって調べてみたら、東南アジアでの中国人団体客のマナーの悪さは相当問題に成っていて、タイのチエンラーイ県にあり、“ホワイト・テンプル”の異名をとる「ワット・ロンクン」という仏教寺院では中国人観光客の入場を禁止したそうです。理由は「トイレの使い方が最低です」と言う事らしい。今はトイレを別途設置したようです。中国人入場禁止にしたら日本人と偽って入場しようとしたそうです。
台湾では大陸人お断りのレストランも有るようです。香港でも非常に評判が悪い。
私から見れば同胞なのじゃないの?と親しい香港の友人に聴いたことがあるのですが、はっきりとは言いませんが「彼らと一緒にしてほしくない」感が有るのです。

何なのでしょうね この辺りの嫌われぶりは、トイレのマナーの悪さや、大声で騒いだり、することは時間を掛けて、教えてゆけば治っていくだろうと思います。現実に日本に来て爆買いをしている中国人観光客は綺麗な日本の街でゴミを捨てることには躊躇われるのだそうです。

しかし順番を守らない事 ! すきあらば割り込むなどの行為、そこに有るのは中国の人々の自己中心的な主張の強さと他人に対する無関心が有るのかなぁと思ってしまいます。なぜならばそうしないと一般庶民は大陸では生きていけないからなのです。
大上段に構えて言うのなら、中国5000年の伝統文化を通じて培われた社会道徳の喪失とでも言うのでしょうか、良識のある人々も居るのですが.....悲しい事ですね。

日経ビジネス 世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」 2015年9月4日(金)
に非常に興味深い記事が載っているので、引用し ご紹介させて頂きます。 以下を読むと何故社会道徳の喪失が起きているのかが少し解るような気がします。

「衆人無罪」で止まらぬ中国集団略奪事件

なぜ有罪は「首謀者と積極的参加者だけ」か

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 8月23日の午前6時半頃、河南省の南部に位置する“駐馬店市”に属する“泌陽県”を通る高速道路“焦桐高速公路”の“春水鎮”区間で、トラックが横転する事故が発生した。幸いにしてトラックの所有者で運転していた「辛(しん)さん」にけがはなく無事だったが、荷台に満載していた20トンのリンゴが路上に散乱し、辺り一面はリンゴで埋め尽くされた。リンゴ満載のトラックが横転したとの情報はいつの間にか周辺の村々に伝わり、地元農民の老若男女が群れをなして次々と事故現場へ駆けつけた。

トラック横転、リンゴ散乱、住民略奪

 辛さんは農民が集団で駆け付けてくれたことで、リンゴの回収を手助けしてくれるものと期待したが、あにはからんや、農民たちの目的は手助けすることではなく、略奪することだった。彼らは意気消沈している辛さんには目もくれず、リンゴを拾い集めては持参した袋やかごに詰め込み、それが一杯になると家に持ち帰り、また戻って来た。辛さんは農民たちに「止めてくれ、俺のリンゴを取らないでくれ。良心があるなら、俺に生きる道を残してくれ」と叫んで、略奪を止めるように何度も懇請したが、彼らは聞く耳を持たなかった。この事態を伝え聞いた新聞記者が事故現場へ到着したのは事故発生から8時間後の午後2時半であったが、その時点でも依然として数十人の農民がリンゴを拾っており、その多くがすでに6時間をリンゴ拾いに費やしていた。

 記者は辛さんに協力して農民たちに略奪を止めるよう説得を幾度も試みたが、全く効果はなかった。説得を諦めた記者が“泌陽県公安局”へ農民による略奪行為の発生を通報した結果、地元の“春水鎮派出所”から数人の警官が駆け付けて、農民たちに略奪を止めて速やかに立ち去るよう要請した。しかし、農民たちの多くは何が悪いと言わんばかりに立ち去りを拒否して略奪を継続し、中には多数のかごにリンゴを詰めて運搬用の車両の到着を待つ者までいた。少人数では局面の打開は困難と判断した警官が応援を要請し、春水派出所および“黄山口郷派出所”から派遣された応援の警官が現場へ到着したのは午後3時過ぎだった。これを境に農民優勢の状況は一変した。

ページ: 2

 警官たちは略奪を続ける農民たちに対し、「これが違法であることを知っているか。法律が分かるか。運転手を見ろ、かわいそうと思わないのか。この損失は莫大だぞ、運転手にも生活があるのだ」などと説諭して即時退去を命じ、これに従わない農民3人を逮捕した。逮捕者が出たことで、農民たちは事態の重大さを認識して現場から三々五々退去したのだった。こうして農民たちによるリンゴの略奪は終結したが、総額8万元(約160万円)のリンゴはあらかた奪い去れ、後にはほとんど残っていなかった。

被害総額8万元、賠償総額2680元

 このリンゴ略奪事件はメディアによって報じられたが、事件発生2日後の8月26日には略奪した農民の一部が辛さんに面会して詫びると同時に賠償金を支払った。また、略奪した農民の一部が居住する“邵崗村”の党支部書記も村を代表して辛さんに謝罪し、賠償として金一封を手渡した。これを伝え聞いた数人の農民も辛さんに賠償金を支払った。この結果、8月27日の時点で、辛さんに支払われた賠償金の総額は2680元(約5万3600円)となり、突然の悲劇に落ち込んでいた辛さんを多少ながら元気づけたのだった。

 さて、中国語の“哄搶(hongqiang)”という言葉をネットの中国語辞書で検索すると、“許多人擁上去搶購或搶奪(財物)”とあり、その意味は「多数の人が押しかけて先を争って買う、あるいは(財物を)略奪する」となる。要するに「集団で押し掛けて爆買する」こと、あるいは「集団で押し掛けて略奪する」ことを指す。「爆買」と「略奪」では意味が大きく異なるが、中国語の“哄搶”は相反する意味を持つ言葉なのである。

 上述したリンゴ略奪事件のように、多数の人々が押しかけて財物を略奪すれば、これを“哄搶”と言うのだが、中国では全国各地で“哄搶”が頻繁に起こっている。その実例を挙げると以下の通り。

ページ: 3

雛、アサリ、偽ブランド、ミカンを“哄搶”

【1】2015年8月25日、山東省の北部にある“濱州市”を走る「栄鳥高速道路」で、鶏の雛(ひな)を積んだトラックが横転し、数百羽のひなが路上に散乱した。これを知った付近の農民が高速道路に押しかけて、ひなの争奪戦が行われ、多数のひなが農民によって略奪されると同時に、相当数のひなが争奪戦の最中に踏み殺された。

【2】2015年7月2日、大潮の影響で福建省“泉州市”の海岸にある私営のアサリ養殖場で海水が引き、33.3万平方メートル(=東京ドーム7個分)の砂地が露出した。これを知った付近の住民2000人以上が砂地に押しかけ、手当たり次第にアサリを採って持ち帰った。この養殖場は経営者が“東嶺鎮西埔村”の村委員会から運営を請負ったものだったが、住民たちはそれを知ってか知らずか、あさりを略奪して引き上げたのだった。

【3】2015年3月10日、江蘇省“徐州市”で市政府がごみ埋め立て処分場で総重量35.7トンの偽ブランド商品<市場価値28.5万元(約570万円)>の廃棄処分を実施した。処分方法は破壊、焼却、埋め立てなどであったが、作業が開始されようとした時、突然鉄の鉤(かぎ)、編み袋や竹かごなどの道具を持った周辺住民が押しかけ、市政府の役人の制止を振り切って多数の偽ブランド商品を略奪して行ったのだった。

【4】2014年1月4日、甘粛省“蘭州市”を走る「青蘭高速道路」で、ミカンを満載した大型トラック2台が相前後して横転し、ミカンが高速道路上ばかりか周囲の農地にまで散乱した。この事故を知った地元公安局は“哄搶”の発生を防ごうと、多数の警官を配置して警戒に当たり、ミカンの回収および道路の清掃作業が行われた。事故現場周辺には群衆が集まり、不穏な空気が流れていたが、突然誰かが警官の制止を振り切ったのを合図に人々がミカンに殺到し、瞬く間に散乱するミカンの“哄搶”が始まった。これ制止しようと警官が空砲を放ったが効果なく、やむなく手錠を取り出して逮捕して連行する姿勢を見せたところ、人々はようやく退去を始めたのだった。

ページ: 4

 馬鹿みたいな事例もある。2015年8月26日の早朝、陝西省の南部にある“漢中市”に属する“勉県”の中心部を通る“新興北路”と国道108号線が交差する十字路で、走行して来た某物流会社のダンプトラックが金色の粉を大量にまき散らして走り去った。その後に十字路を通りかかった人が路上に金色の粉が散乱しているのを発見し、その粉を「金粉」だと思い込んで拾い始めると、それを見た人が次々に「金粉」拾いに加わり、午前10時頃には100人近くに膨れ上がり、交通は完全にマヒした。交通警察によれば、人々は早朝6時から午後2時まで「金粉」拾いを続け、交通渋滞を理由に退去を命じても全く耳を持たなかったという。その後の調べで「金粉」の正体は物流会社が勉県に所在する鉱山会社から運搬して来た硫黄粉であることが判明したが、「濡れ手に泡」ならぬ「濡れ手に金粉」を狙った欲深い人々による“哄搶”は物の見事に肩透かしを食ったのだった。

処罰対象は「首謀者と積極的参加者」だけ

 上記は代表的な事件を列挙したものであり、今年7月、8月の2カ月の間に中国メディアが報じた“哄搶”事件は少なくとも13件に達していると国営の“中央電視台(中央テレビ)”は報じている。それほど頻発している“哄搶”が違法行為であることは明白な事実だが、その根拠とする法律は以下の2つである。

(1)『治安管理処罰法』第49条:
 公有・私有の財物を窃盗、詐欺、“哄搶”、奪取、恐喝した者は、5日以上10日以下の拘留に処す、併せて500元(約1万円)以下の罰金に処すことも可。情状が重い者は10日以上15日以下の拘留、1000元(約2万円)以下の罰金に処す。

(2)『刑法』第268条:
 公有・私有の財物を集団で“哄搶(略奪)”し、その金額が比較的大きい、またはその他深刻な情状である場合は、その首謀者と積極的に参加した者を3年以下の懲役刑、拘留あるいは“管制(保護観察)”に処し、併せて罰金に処す。金額が巨大、またはその他特に深刻な情状である場合は、3年以上10年以下の懲役刑に処し、併せて罰金に処す。

 上記の通り、2つの法律は条文中に“哄搶”を明記しているのみならず、刑法第268条は“哄搶”だけに特化した内容となっている。ここで注目すべきは、刑法第268条が処罰の対象を「その首謀者と積極的に参加した者」だけに限定し、それ以外の“哄搶”参加者にはついては何も言及していないことである。これはどういう理由によるものか。

ページ: 5

 中央テレビは8月27日付のニュース番組「“新聞(ニュース)”1+1」で「“集体哄搶 搶的是什麼? 缺的又是什麼?(集団略奪 奪ったのは何か? また欠けているのは何か?)”」と題する特集を放送した。同番組は上述したような“哄搶”事件の事例を紹介した後に、リンゴ略奪事件でリンゴ拾いに熱中していた農民が、警官に即座に退去をするよう命じられた際に述べた、「皆が拾っているのであって、俺だけじゃない。法は衆人(大勢の人)を罰しないはずだ」という言葉に着目した。

「貧しさ」「格差」で正当化

 そこに専門家として登場した“上海大学”社会学部教授の“顧駿”は次のように述べた。

【1】リンゴは値段が高いものではないから、“哄搶”に参加した人々はリンゴを拾って持ち帰ることが違法か違法でないかを考えもしなかった。その根底には「法は衆人を罰しないから安全だ」という思い込みがあった。しかし、それは法が衆人を罰しないからではなく、皆がやっていることだから、“天経地義(絶対に正しい道理)”だと考えていたのだ。

【2】従い、農民からすれば、警官が何を言おうと、それは警官が間違っているのであって、どうして警官がリンゴ拾いのじゃまをするのか合点がいかなかった。価格が安いリンゴを多少奪おうと、それは些細な事であって、大した話ではないはずである。“哄搶”が違法だと言うのなら、その基準を示せというのが、農民の考えなのである。

【3】多くの人が、「中国人が“搶(奪う)”ことを好きなのは、人口が多く、かつては貧しく、資源配分も十分ではなく、先ず自分の手に入れることが必要だったからだ」と言う。しかし、昔はともかく、今では日々の暮らしは困難ではなく、貧しくもないのに、どうして依然として“哄搶”が頻発するのか。それは“搶(奪う)”ことが習慣化してしまったことに起因する。我々の開放改革は1978年12月に誰もが“差不多(大差ない)”状況から始まったが、今では“差許多(大差ある)”ようになり、その差が一般人にとっては巨大な圧力となっている。従い、他の人たちが何かを奪ったのに、自分が奪えずに取り残されることは耐え難いものとなり、人が奪うなら自分も奪う、一緒に奪えば恐くないと考える。

【4】但し、誰もが率先して“哄搶”を行うかと言うとそうではなく、発端を作る首謀者がその方向性を示すことで初めて人がやるから自分もやるということになる。たとえば、Aさんが不注意で札束を風に飛ばされたとする。首謀者が拾ってAさんに紙幣を返そうと提起すれば、人々はその方向で協力するが、首謀者が紙幣をねこばばしようとすれば、人々も同様にねこばばすることになる。要するに、集団が善になるか悪になるかは首謀者の意向次第であり、“哄搶”の処罰対象となるのは首謀者と積極的に参加した者ということになる。その他の人々は首謀者に扇動されたということで、その罪は問われないのである。

ページ: 6

 中央テレビのウェブサイト“央視網(ネット)”は8月28日付で、上述した「新聞1+1」の特集に関連して行われた「“中国人没那麼窮了為何依然搶(中国人はそんなに貧しくないのに、どうして依然として奪うのか)”」と題するネットアンケート調査の結果を掲載した。

 その結果は以下の通り。

「うまい汁は吸わなければ損」が5割強

【質問1】あなたは“哄搶”を行ったことがありますか。

A- 54495人(93.75%):ない

B- 2670人(4.59%):ある

C- 963人(1.66%):覚えていない

【質問2】あなたは中国人がそんなに貧しくないのに、依然として“哄搶”を行う理由は何だとおもいますか。

A- 29257人(50.33%):人には本来利己的な一面があり、うまい汁があれば吸わなければ損すると考えるから。

B- 18750人(32.26%):法は衆人を罰しないので、“哄搶”しても処罰されないから。

C- 8235人(14.17%):衆に従う心理は大きな流れに従うもので、奪うことを悪いと思われないから。

D- 1886人 (3.24%):“哄搶”を行う対象は大した価値のあるものではなく、違法ではないと思うから。

【質問3】あなたはどうしたら“哄搶”事件を減らすことができると思いますか。

A- 17240人(29.66%):個人の公徳心を高め、自分から“哄搶”に加わらないようにする。

B- 9908人(17.05%):首謀者に打撃を加え、便乗して“哄搶”するのを抑制する。

C- 3563人 (6.13%): 警察は通報を受けたら速やかに出動して“哄搶”を制止する。

D- 27417人(47.17%):上記の全て(A. B. C.)を行う。

 上記はネットアンケートの結果であり、回答者の主体がインターネットに親しんでいる都市部の20~30代の若者である可能性が高い。このアンケートを農村部の中高年者を対象に行えば、【質問1】の「ある」回答は相当に大きな数字を示すものと思われる。

 “哄搶”を効果的に抑制するには、中国国民に“哄搶”が違法であることを十分認識させ、国民の公徳心を高める以外に方法はない。それにしても、世界第二の経済大国でありながら、国営テレビが特集を組むほどに“哄搶”が頻発しているとは、あぜんとして言葉がない。この一事を見ても、中国が真の経済大国になる道程は遥かに遠いと言えよう。

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