MOUNT A12に Summicron-M f/2.0 90mmを装着するとカメラと言うより武器の様だ
GXR MOUNT A12 RICOHに組み合わせているのはLeica Summicron-M f/2.0 90mm 2nd Ver である。前回もブログでこのレンズについて少し触れたが、このSummicron-M f/2.0 90mmは何度か手に入れては、手放している。そして暫く経つと、欲しくなって買っているのだ。今まで手放したその一番の理由は、重さ(重量:680g)とライカ Mで使う時のフォーカシングの難易度が高いからである。90mmともなると、ライカMシリーズの小さなファインダーの中に更に小さなフォーカシングエリアが現れる訳です。
今回は立川にある昭和記念公園にコスモスを撮りに出掛けてきた。機材はお約束のGXR MOUNT A12に Summicron-M f/2.0 90mmを装着して使ってみた。
それにしても、ゴツい作りのレンズである。SUMMICRON 90mmF2.0は色々バージョンがあるが、製造されてから少なくとも40年前以上は経過しているはずである。
ヘリコイドリングの部分の年季の入り具合が、年月を物語ってるなぁ
表題にも書いたが、この組み合わせで、レンズをワシっと掴んで歩いていると、カメラというより何だか危険な武器を持って居るような気分になってしまう...(^^;;;
GXR MOUNT A12 とVF2の組み合わせは、ご本家のMボディではとても難儀していたピント合わせをいとも簡単にしてくれる。VF2は、もうそろそろ更に高解像度のVF3なんかが出てくれると嬉しいのだけれど、今のままでも問題はない。
この日は風が強くて、コスモスは散り散りになっていたがGXR機能拡張ファームウェア V1.5 のアップデートで、撮影条件維持機能が追加されて連写が可能になったので早速多用すると、歩留まりがアップした。
このレンズの描写性能は、40年前のレンズとは思えないくらい開放からシャープで、明暗差の有る状況でも暗部のディティールを潰れないで上手く再現してくれる。
色調再現は現代のレンズに比べると、コーティング技術の差があるのか、派手な感じは無いどちらかと言うと若干薄く感じる事もあるが、僕はこの方が被写体に対して忠実であると思う。
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