RICOH GXR MOUNT A12: Spring starflower
RICOH GXR MOUNT A12で花ニラの習作を二枚並べます。
一枚目はLeica Summicron -M 90mm f2.0で撮影
1959年生まれのこのレンズは680gと重量級な為か、余り人気がないようだ。実はM6で初期モデルでシルバータイプのものを使っていたが、僕も井戸の底を見るようなM型のピント合わせで余りの使いにくさに手放してしまったが、GXR MOUNT A12を使い始めてから今度はブラッククロームの物を入手した。
やはりピントの合った部分はとてもシャープに結像する。レンズから吐き出される解像度やディティールの再現性はちょっと癖があって、フィルムライクな感じだ。特にボケの部分の粒状感がすこしザラッとしている感じがある。現行の高性能なデジタルレンズと比べてどうなのか?ちょっと癖がある方が楽しめるのではないだろうか?
今回気がついたのだが、このレンズには三脚用のスクリューマウントが付いているのである。GXRはボディの構造上三脚穴がバッテリー蓋の近くになっていてとてもバランスが悪いのだが、このレンズだととてもスムーズに使えるのだ。
二枚目は
Contax Carl Zeiss Lens T*Distagon 35 mm f/1.4
このレンズはコンタックスボディで使っている時はそのファインダー倍率の低さでピント合わせには難儀していました。
GXRに取り付けると35mmが52mm標準レンズの画角に成り、しかも30cmまで被写体に寄れるレンズに変身(^^/
但しピントを合わせるのは至難の業でGXRのフォーカスアシストをONにして拡大倍率を8倍にしてやらないと厳しいのだ!
風に吹かれてユラユラと揺れる被写体にそんな状態でピント合わせるなんて...(^^;;;
今年3月GXRのバージョンアップV1.50撮影条件を維持して連写が可能になったので、かろうじて歩留まりが上がったのかなぁ
でこのレンズの描写はと言うと A12ローパスデジタルCCDも面目躍如でとても実写的で解像力も階調も素晴らしい。やはり名機は時代を超えるんだなぁと感じいった次第です。
機材画像とContaxレンズの作例をUP致しました。
Contax Carl Zeiss Lens GXR MOUNT A12 RICOHにマウントしてます。
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