ユニオン・オイスター・ハウス
ボストンの街に数えきれないくらいあるシーフードレストランの中でも、いやアメリカでも、もっとも旧くから営業しているレストラン「ユニオン・オイスター・ハウス」へ行ってきた。
1826年の創業というから、なんと文政9年と言うと江戸時代!
江戸幕府が1825年(文政8年)に異国船打払令を出している。ちなみに1854年・嘉永7年にペリーが再来航し、日米和親条約を締結。下田と函館を開港し、鎖国が終わっているのですから、「ユニオン・オイスター・ハウス」の創業の時に、日本は鎖国の真っ最中だったわけだ!
文政7年(1824年)に両国尾上町(東両国)回向院前に華屋与兵衛が華屋と称して寿司屋を開業、大繁盛した。これが今の江戸前寿司(握り鮨の元祖と言われている)。そして鰻の駒形 前川の創業は文化・文政期と言われているし、竹葉亭も江戸末期ですから..まぁ比べれば同じようなものかなぁと思ってしまうのですが、日本だと老舗の箔と言うか、暖簾を潜りにくいような、格式の様なオーラが有るのに対して、「ユニオン・オイスター・ハウス」は実にあっけらかんとしたオープンな感じだ。
運良く2階にあるJ・Fケネディが好んで使ったと言われる「ケネディブース」を予約することが出来た。
「ケネディブース」と言っても特に他のブースと違っているわけではなくて、J・Fケネディのプレートが飾ってあるだけです。当たり前か.....(^^;;
画像はGXR GR LENS A12 28mm F2.5 RICOH
さてこちらで食べる牡蠣は日本で食べる牡蠣とはちょっと違う。
日本の生牡蠣は身がぷっくりして、クリーミーな味わいであるのに対して、こちらのはもっと野性的と言うか、身はそれほどぷっくりしておらず、幾分ペタっとしているが豊穣な磯の香りが強いような気がする。
ちょっとホースラディッシュ等をのせるかするのだが、日本人の僕はそのまま、何もつけないでツルリと喉に流しこむのが好きだ。
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