お雑煮
日本に帰ってきてから、何が嬉しいかというと我が家の伝統のおせちが味わえると言うことです。
元旦のお雑煮は関東風のお澄ましなんだけれど、元旦二日目は写真に有るように、母の故郷である東北地方(仙台)のお雑煮なのである。鳥のスープがベースで具沢山で薇や大根が入っていて、仕上げにイクラが載っている。
母に言わせると本当はイクラではなくてハラコなのだそうだ。鮭が上ってきて河で水揚げされた時に、ハラハラとこぼれ落ちたハラコをオタマで掬って集めたというから、今のイクラを加工して作ったのとは元が違うわけである。
このハラコと言うのが手に入らなくて色々と調べてみたら、最近は寿司種の軍艦巻き等で使われる為に最上のイクラは柔らかい物とされているそうである。
口の中でピンポン玉の様に弾力のあるイクラは敬遠されて、価値が低くなるので、流通していない様なのだ。
イクラは真水に晒されている時間が長くなればなるほど、皮が硬くなる訳ですから、さもありなんである。
本当のハラコはお雑煮に入れると白く固まって、口の中で噛むとプチっと弾けるような弾力が出るのだそうだ。 そう言えば僕が子供の頃に住んでいた石川や富山での、我が家のお雑煮はそうだったような記憶がある。東京に住んでいると、何でも手に入るようでいて、本物は中々手に入らないのだ。
其々の家庭にその家庭の味があるように、このお雑煮は僕の大好物で何とか家の嫁にも我が家の伝統を継承してもらいたいと常々思っているわけですが、何方かプリプリのハラコを手に入れる方法を教えて下さい(笑)
GXR GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO + GF-1
RICHO GXR Interchangeable Unit Camera System
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