SUMMILUX-R 35MM F1.4
2005年11月20日日曜日
2005年5月に日本に帰国となった訳ですが、その後はちょっと撮影から離れた生活を送っている 「なんとなく気分が乗らない......」と言う案配なのである。 理由は幾つかあって、やはり一番大きいのは15年と言う歳月の隔たりが精神的に足枷に成っているのである。 どう言う事かと言うと、日本に帰って来て記憶の中では15年前の自分なのだが、現実はまるで違っていて (そう....浦島太郎状態なのである...うぅ〜む!)
例えば....道が解らない....記憶を辿っても途中から消えているので辿り着けないとか....記憶が大きく美化されていて.... こんなはずでは無かったとか.... その代わり仕事でについては、日本には年に数回来ていたので、会社の中では何ら支障がなくバリバリ行けてしまう所が変ですね...勢い仕事に没頭してしまったりして... (これも一種の現実逃避なのかなぁ) と言う訳で海外に住んでいた時はやりたくても出来なくて、あんなに恋い焦がれていた、 日本の渓流でのフライフイッシングもとうとう一回しか行かずにシーズンが終わってしまった。 (でも釣りのお道具はなんだかんだと買い漁っていて、物欲だけは衰える所が無いのですぅ)
最近ようやく生活のリズムが掴めて来たので、日常生活で戸惑う事が少なく成って来た様な気がする。慣れるしか無いのかな....
さて撮影後記だが、最近舞台撮影の機会が何度か有って、300人劇場で上演された 「ヴェニスの商人」 を撮りに出掛けて来た。 機材は Leica R8 / Summilux-R 35mm f1.4 / CONTAX G2 / T*Biogon 28mm f2.8 と FUJI RHP3 / Kodak E100VSを使用して 撮影ポジションを(唾が掛かる位の) 舞台の最前列真正面に陣取って、三脚無しの手持ちで撮らせて貰った。 今回はライティングがプロ級であっので、撮影も楽で露出はスポットに固定しても歩留まりの高い画像が撮れたので、少し満足。 それと初めて使ったけれどFUJI RHP3って中々好いフィルムだね。 スキャニングの時にApple Cinema Display に合わせているので、Winだとディティールが潰れて見えるかもしれない(^^;;;;
Leica R8は帰国後最初の舞台撮影 「牡丹灯籠」の時に暗がりで無理矢理レンズをねじ込んでマウントを壊してしまい、ドイツ送りと成ったが修理と同時にフルメンテナンスされて帰って来たので 絶好調である。それにしても今回は終始Summilux-R 35mm f1.4を使ったけれど、このレンズはポテンシャルが高いなと実感した。
作例:The Merchant of Venice (SHAKESPEARS)
こちらから入れます。
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